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2016年05月11日06:02

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「対行政の企業法務戦略」2007年

対行政の企業法務戦略
2007年11月25日 第1版第1刷発行
著 者 阿部泰隆(あべ やすたか)
発行者 山本時男
発行所 株式会社中央経済社
ISBN978−4−502−958502−2
C3032

目次

はしがき

プロローグ
 第1節 行政関連法務戦略の重要性
    1 行政規制を知り,違法がないように
      コンプライアンス体制を構築する必要性
    2 行政相手の理論闘争の必要性
    3 行政相手の訴訟の増加
    4 企業側・国民側勝訴の大事件
 第2節 企業側から見た行政法戦略
 第3節 法と経済学とリスクマネジメントの
     視点,ノーアクションレター
    1 リスクマネジメント
    2 ノーアクションレターの活用と対策
 第4節 行政から漏れる企業情報――導入的事例
    1 非公開のつもりの情報が公開される!!
      ――企業情報公開への対応
    2 障害者雇用率の公開
    3 三六協定の定める残業協定情報
    4 企業の燃料種類別使用量・電気使用料の公開

第1章 守られない法治行政の大原則
 第1節 法治行政の原則
    1 権利義務に関することには法律の根拠が必要
    2 行政活動には法律の具体的かつ合理的な根拠が必要
    3 具体例を精査する必要
 第2節 ある開発許可をめぐる紛争
     ――2つの開発許可を得た工事で、隣の開発地を
     通って土砂を搬出してはならないなどの規制
    1 2つの開発許可を分離せよとの命令
    2 都計法に照らして精査すれば
    3 国家賠償,職権濫用罪は?
 第3節 規制根拠の不明確さ
     ――ラブホテルを建基法で規制できるのか
    1 風営法上のラブホテル
    2 「類する」との規定で規制?
 第4節 およそ合理的な根拠のない規制
     ――パチンコ店進出を阻止する診療所の設置
    1 先手必勝の出店妨害
    2 パチンコ店は診療所の環境を害する?
 第5節 無理難題の同意取得・指導行政への対応,行政手続法
    1 同意行政は法治行政違反
    2 高層建築阻止の指導に対する対処方法
    3 産廃処分場の設置と住民同意
    4 老人ホームと周辺住民の同意の取得要求
    5 合併処理浄化槽と近隣の同意
    6 法的根拠なきディスポーザーの設置規制
    7 申請を放置して,その間に邪魔をするのは違法
 第6節 行為時に施行されていなかった法律が適用!!
     ――法律の遡及適用
    1 事業着手直前規制は行きすぎ
    2 土壌汚染と宅建業法――三菱地所の土壌汚染隠し
    3 地下水汚染と浄化命令
    4 PSE問題

第2章 法令の適用順序
    ――行政法規の適用関係は複雑
 第1節 行政手続法と道交法の免許取消・停止
 第2節 不服申立前置主義
 第3節 異議申立てと審査請求の優先順位
 第4節 法定受託事務か自治事務か
 第5節 行政訴訟
 第6節 附則を見よ
 第7節 生活保護を例として
 第8節 
第3章 行政手続法を活用せよ
 第1節 行政手続法違反対策
    1 行政手続法のシステム
    2 審査基準の不設定
    3 理由附記の不備は聴聞手続で適法化されるか
 第2節 ある開発許可事件を例に
    1 弁明手続の瑕疵
    2 処分の理由附記義務違反

第4章 役所からの情報収集方法と
    民訴法92条による閲覧制限
 第1節 労基署の災害調査復命書――文書提出命令
    1 文書提出命令制度の改正
    2 最高裁の判断
    3 行政文書提出の枠が広まる
    4 消防の火災原因調査報告書への対応
 第2節 不起訴事件の供述調書,民事訴訟への転用可能
    1 不起訴記録不開示の原則
    2 法務省の限定的公開方針
    3 法務省の部分的公開も一歩前進
 第3節 最高裁:刑事裁判の非公開資料,
     「民事で利用可能」
    1 刑事訴訟法47条但書の裁量権濫用論
    2 高裁の判断
    3 最高裁の判断
    4 コメント
 第4節 記録閲覧の制限
    1 記録閲覧制限の申立て
    2 黒塗りの推進課税文書
    3 文書提出命令と記録閲覧制限

第5章 改正行政事件訴訟法の活用
 第1節 行訴法改正の要点
 第2節 出訴期間,管轄,裁判部
    1 出訴期間
    2 管 轄
    3 裁判部,出直し作戦
 第3節 原告適格の拡大
    1 行訴法の改正
    2 最近の判例・小田急最判ほか
    3 杉並公害病など
 第4節 義務付け訴訟
    1 勘違いの義務付け訴訟否定論
    2 改正行訴法の定める2類型
    3 義務付け訴訟の不備
 第5節 差止訴訟
    1 差止訴訟の要件
    2 国旗国歌訴訟予防訴訟東京地裁判決
 第6節 確認訴訟
    1 当事者訴訟安楽死論争
    2 確認訴訟活用のメッセージ
    3 確認訴訟活用事例
 第7節 仮の救済こそ訴訟の死命を制す
    1 当事者訴訟における仮処分,特に仮の確認など
    2 仮の義務付け
    3 仮の差止め
    4 執行停止の損害要件は「回復の困難な」から「重大な」
      損害へと緩和
 第8節 訴訟で肝心なのは,立証責任と最量の考え方
    1 行政側の客観義務・説明義務
    2 行訴法23条の2の釈明の特則の活用
    3 最良濫用を原告が立証するという発想の放棄
 第9節 係争中の事態の変化,違法判断の基準時
    1 原発の安全性欠如の事後的認識
    2 マンション建築阻止のための土地利用規制の強化
    3 パチンコ店出店紛争
 第10節 事情判決
    1 言い出しにくい事情判決制度
    2 事情判決を有利に活用せよ
 第11節 行政訴訟の印紙代は13,000円に
    1 印紙代から見ても割に合わない行政訴訟
    2 印紙代を軽減する解釈論
 第12節 印紙代はなるべく関連請求併合で
 第13節 弁護士費用回収
    1 国家賠償訴訟で弁護士費用回収
    2 住民訴訟の場合

第6章 注目すべき実践的解決策
 第1節 無茶な都市計画事業とどのように争うか
    1 はじめに――無茶苦茶な都計事業
    2 事業を止める訴訟の起こし方
    3 本案審理
    4 補償時に権利制限に対する補償
 第2節 耐震強度の偽装,国家賠償など
    1 耐震強度偽装の国家賠償
    2 政府補助と支援
    3 居住者負担は?
    4 民営化批判は愚論
    5 再発防止のためには内部告発褒賞金が必要
 第3節 税金が会社を潰す――儲けがないのに巨額の税金!!
    1 税金は儲けにかかる
    2 幽霊ビルに巨額の税金
    3 都市計画税を建物にかけることは許されるのか
 第4節 民事法と公法の話題
    1 民事契約も,公法理論で無効になる!!
    2 工事敷地に国有地が!!――畦道,水路の取得時効
    3 竣工認可を得ていない埋立地の時効取得
    4 借地が物納されて,新契約を求められた
    5 市有地が暴力団に売却された
 第5節 学歴詐称,学歴逆詐称による免職
    1 短大卒が高卒と偽って採用,論旨免職
    2 学歴逆詐称は許されないのか,免職相当か
 第6節 職員不正採用対策
    1 裁量濫用的不採用は争える
    2 救済方法は?
    3 本来合格するはずだとの証明は?
 第7節 混合診療禁止の違憲,反対解釈の誤謬
    1 混合診療禁止とは?
    2 厚労省見解:特定診療費の制度が混合診療禁止の根拠
    3 混合診療禁止は違憲
    4 反対解釈の誤謬
    5 訴訟の方法
 第8節 神戸空港隣接用地は安心して買えるか?
    1 視界ゼロの神戸空港
    2 民間売却地から飛行機が地上走行
    3 あなたは無許可のエプロン,誘導路から
      飛行機に乗る勇気があるか?
    4 購入者は安心か
    5 首長破産
 第9節 長沼町散骨禁止条例
    1 散骨ビジネスに禁止条例で待った!!
    2 協議義務は?
    3 散骨(散灰)を禁止できるか
    4 では,どんな訴訟を起こすべきか
 第10節 保健医療機関の指定拒否
    1 病院過剰地域では保険拒否
    2 勧告の処分性
    3 保険医療機関指定拒否の違法性

終 章 行政との交渉術
    1 まず頼むのは政治家?
    2 弁護士への相談の仕方
    3 まず交渉を
    4 交渉窓口
    5 交渉経過は秘密に
    6 役所の対応を変えさせるには
    7 警察への告訴・告発
    8 将来の行政規制を考慮して
    9 裁判になったら

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