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2016年05月06日19:27

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丹波に出雲と云ふ処あり

先日、久し振りに「徒然草」などを読んだから、昨日は亀岡まで行って来た。
二条発9時23分亀岡行きの山陰本線に乗車。
流石は連休だけあってかなりの混雑である。
太秦でかなり降りたから、映画村への観光客が多いのだろう。
外国人の団体もいた。
更に嵯峨嵐山で殆どの乗客が降りて仕舞った。
トンネルの合間からちらりと眺める保津峡の景観を眺め、亀岡に到着。
亀岡駅北口を10時9分に出る「亀岡市ふるさとバス」川東コースに乗車。
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マイクロバスの様な小型のバスで、田舎道を30分ばかし走ると、出雲神社前のバス停に着く。
この神社こそ、徒然草「丹波に出雲と云ふ処あり」の舞台となった丹波国一宮、出雲大神宮である。
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御蔭山の山麓に鎮座し、御蔭山を神体山として祀る神社である。
社伝によると、出雲大社が出雲大神宮から分霊されたと伝わる。
その為、「元出雲」を称する。
実際、出雲大社は明治時代に至るまで「杵築大社」を称していたため、江戸時代末までは「出雲の神」と言えば出雲大神宮を指していたと云われる。
残念な事に、狛犬は正面を向いていた。
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本殿にお詣りし、御神体たる磐座を拝む。
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更に奥、御蔭山中腹にある磐座へは社務所に届けて、白たすきを掛けねばならない。
御朱印を頂き、白たすきを受けて10分程度、御蔭山を登ると、磐座が鎮座していた。
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ここから先は禁足地である。
下山し、境内に湧く「真名井の水」で喉を潤す。
出雲大神宮を出ると、深緑の御蔭山が神々しいばかりに美しい。
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昼食に、「出雲庵」なる蕎麦屋に入った。
古民家を改装した雰囲気のある店で、まなにゃーさんは「天ざる」を、私は「鮎そば定食」と酒を頼んだ。
酒の肴だから、先に子持ち鮎の甘露煮が出て来る。
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秋に捕れた天然の鮎を甘露煮にしてあり、実に美味。
これは、鮎が解禁になったら塩焼を目当てに訪れたい。
十割蕎麦も絶妙で、今まで食べた中で五指に入る旨い蕎麦であった。
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冬は猪の鍋などもやっているらしく、冬にも訪ねたいと思う。

出雲神社前を12時40分に出る「亀岡市ふるさとバス」で亀岡駅北口へ向かう。
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次のバスまで30分ほど時間があったから、駅前の西友へ。
トイレ休憩と、まなにゃーさんの買い物。
店内に亀岡警察のポスターが貼られていた。
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亀岡もみじ巡査は、かなりの萌えキャラである。

13時22分、京阪京都交通バス穴太寺行きに乗車。
20分ほど揺られて、終点の穴太寺に到着。
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穴太寺は、「穴太寺観音縁起」によると慶雲2年(705年)、文武天皇の勅願により大伴古麻呂が開創したと伝えられる。
穴太寺の聖観音像は「身代わり観音」の伝説で知られ、「今昔物語集」にも記載されているが、1968年に盗難に合い、今だ発見されていないと云う。
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連休だと云うのに、参拝客は少なくのんびりと出来る。
ゆっくりと境内を散策し、次の目的地、金剛寺へと移動する。
金剛寺は1733年(享保18年)、当地で生まれた円山応挙が幼き日に修業した寺。
応挙が画家として名を成した後の1788年(天明8年)、金剛寺当寺の本堂6室の襖53幅と壁4面に「山水図」、「波濤図」、「群仙図」を描いた。
この3作は現存し、国の重要文化財に指定されている。
ただし、普段は非公開であるが。
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最後に、小幡神社に参詣。
バスの時間まで少しあったから、穴太寺バス停の土産物屋で、わらび餅を頂いた。
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暑い最中、冷たく冷えたわらび餅が心地好い。

14時41分の京阪京都交通バスに乗車。
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帰りの道中は流石に疲れが出たのか、爆睡していた。
亀岡駅で下車し、亀岡発15時17分普通京都行きに乗車。
矢張り、トンネルの合間からしか見えない保津峡を眺める。
嵯峨嵐山からは観光客が乗って来る。
しかし、此方は二条で下車。
煩わしいのも、ほんの一時。
二条から地下鉄で太秦天神川へ移動。
ここで、関西鉄道むすめ&萌えキャラスタンプラリーのスタンプを押す。
中途半端に時間があったので、右京図書館で休憩。
親衛隊の資料的な分厚い本があったのには驚いた。

17時前に太秦天神川から地下鉄で移動。
京都市役所前で下車してアフター。
まなにゃーさんのリクエストで、寿司を食べに「魚倖」の暖簾を潜った。
まなにゃーさんは、早速、寿司をつまんでいたが、此方は造りを頼む。
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鱧押し寿司があったのが、何とも京都らしい。
こう暑いと、鱧が恋しくなる。
他にも、鯛白子酒蒸し。
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鯛皮合わせなど、上戸には嬉しい肴があり、余計に呑んで仕舞う。
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酒は伏見の「神聖」だから文句は無い。

早くから始めたので、店を出てもまだほんのりと明るいから、汁パレスまで散歩がてら歩いて帰る。
沈み行くお日様が赤く染まり、やがて濃い藍色に変わって行く様を眺めていたら、何と無く物悲しい気持ちに襲われた。
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