mixiユーザー(id:12140085)

2016年03月01日22:50

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被告にも原告にもなり得ること

うちも、嫁のお母さんが認知症の診断を受けてしまい、この手の話は他人事ではなくなっている。まだ初期なので、徘徊して周りに迷惑をかけるようなことにはなっていないようだが、そのうち、これと同じようなことにならないとも限らない。ただただ、進行が遅くなってくれることを祈る他ない。

認知症JR事故死 家族側が勝訴
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3876939

介護する側の立場から言えば、非常に喜ばしい結果ではある。ただ、賠償を訴えたのが大企業だったので、強者対弱者の裁判となり、何となくJR東海が悪者のようになっているけど、この「被害者」が故人だったら、どうなるのだろうか。

例えば、夜間徘徊した認知症患者が、歩道橋でフラフラして誤って道路に落ちて、運悪く下を通っていた車の屋根に落ちて死んでしまったとしよう。そのせいで、車は横転して大破。運転手も重傷を負ってしまった。運転手からすれば、避けがたい事態で、過失割合はゼロ。こんな場合、壊れた車の損害は、誰に請求すればいいのだろうか。

もし、この患者の家族に過失がなく、賠償責任もないとなれば、「被害者」は泣き寝入りしかないことになる。このとき、何とか損害を補償してくれと裁判に訴えたとき、この原告を、認知症患者の介護に理解できない、冷酷な奴だと責められるだろうか?この事件は、誰もが被告にも原告にもなり得ることなのだ。

まあ、実際のところ、今回の判決で、認知症患者の家族の監督責任がなくなるというものではなく、個々のケースを見て判断されることになるのだろうが、本当に、難しい問題だと思う。もし、家族に徘徊癖のある認知症患者がいたら、こんなときに、損害賠償を払えるような保険に入っておくことも、、真剣に考えないといけないのかもしれない。

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