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2016年03月01日03:45

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ガンヘッド。

昔、劇場に見に行きましたなぁ。

何だか知らんが金かかってそうだし、気合入ってそうだし・・・・・
と、期待充分で見にいきました。


が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



個人的な感想だと、ちょっと期待はずれでした。

当時は鳴り物入りで「実物大のロボ!」的な宣伝もしていたんで、
とにかく漫画人間からすると

「おおおおお・・・・!内容はどうでも良いとして、
 特撮は気合が入ってるんだろうな!!!!」

と思ったのですが、最初のあたりでガンヘッドがこお・・・・・
進んでくる所で、こお・・・・・・ミニチュアみたいに揺れる所があったんですね。
(まぁ・・そこはミニチュアで撮影したんだろうけども。)
最初はそこでつまずいたんですが、
その辺はまぁまぁ良いとして、
役者陣がちこっと安かったですなぁ。

どこらへんか忘れましたが(その当時の記憶だけで書いてますが。)
割りと最初の頃、確かパツキンの姉ちゃんがトラップかなんかで
足止めされてて、(多分、数日間くらいは同じ場所で動けない状態。)

そこを発見した主人公達が話しかけると、
確かタバコかなんかをスッと差し出すかなんかして


「火、有る?」


的なセリフを言うんですね。

まだガキもいいところの年齢でしたが、


「ダセぇ!!!!!!!!!!!」


と思いました。
(関係者の方々に、今の内に土下座をせん勢いであやまらせていただいて・・・。)

脚本段階の狙いとしては、トラップに引っかかって
にっちもさっちも行かない状態の女なのに、

「ご飯食わしてくれぇえ!!」とか

「とりあえず何でもするから助けてくれぇ!!!」とか
そんな事を言うキャラではない事を表したかったと思われるんだが、

女優さんにあまりに力量と言うか、こお・・・・・・・・・・・・・

完全に滑っておりました。

とはいえ、アレを完全に説得力を持って演じ切れるのは
かなりの人間的な厚みの有る人しか無理なわけで、
寺沢武市先生のキャラばりの人間か、或いは北斗の拳に出てくるような
キャラの持ち主でもない限り難しいであろう。

ハリウッド映画でまだまだ未公開作品なんかの存在も知らなかった
ポコチン少年としては


「演技の下手な外人さんが居るんだ!!???」


と、初めて思った瞬間でも有ります。
とにかく登場人物全部が薄っぺらい。
ゲームキャラばりに「そういう役目の人なんだから・・・。」と言う風に
雑に配置されているようで、誰一人として感情移入できなかった記憶があります。

すぐ死んで居なくなる、片目が凝った感じのアイパッチ付けてる
女性キャラも、ショッカーの隊員以下の存在感でした。

多分・・・・同じ脚本で、超一流ハリウッドスターを存分に使えば
もう〜〜少しましな感じになったと思う。
でも現実的に無理だ。

あの作品は、当時としては外国人の俳優を贅沢に起用していた
作品だったと思うんだが、
予算が無かったんだろう。
全体的にアニメ向きの脚本だと思う。
生身の人間にあそこまでの漫画漫画した演技と演出をさせてはいけない。

押井守監督もそんな感じで、
「紅い眼鏡」「ケルベロス」の時とかも、


「そんな人間見たこと有るか?」


と言う不自然な人物ばかりで、「らしい」演技が出来ていたのは
天本さんだけだったと思う。

いや、いかに実在感の無い、現実味の無い人間でも
そういう世界観を作品世界できっちり作り出せていれば結構何とかもつんだが、
(そういう意味で言うと「紅い眼鏡」は臨界点ギリギリでは有るが・・・・。)


長くなってきたんでまとめると


「アニメでやるべきだった」と言うのが個人的な感想です。

しかし、上記したような外国人俳優の起用、凝った設定、
頑張っている特撮、暗い画面(エイリアンとかスターウォーズとかを意識したんだと思う)

やりたい事はダイレクトに伝わった。
それは凄い事だと思う。

今撮れば、多分数段面白くなる。

数段面白くなっても・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・と言うところは本音で言うと在るんだが、

だがしかし、あの当時にこれをやった事の意義は大きい!

惜しむらくは興行成績の面で、続く事ができなかった事である。
あだ花となってしまったが、しかし花火は打ち上げた。




そこを最大限評価して閉じたい。

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