インターネットラジオというのは現在MP3などの低音質配信が普通ですが、2015年12月からハイレゾによるインターネットラジオ放送が始まりました。意外と知らない人が多いのでレビューします。
配信はDSD5.6MHzで行われています。DACの設定が終わっていれば、あとはプライムシートアプリケーションをインストールし起動するだけで聴けます。
DSD対応のDAコンバーターでもコルグ社製以外はDSDでは再生できないようです。この場合自動でPCMで再生されます。最大で192Khz24bitになります。自分の手持ちのネットワークプレイヤーでは192Khz24bitになりました。現在の状態ではアプリケーション側で設定項目が無いので、自動でやる以外の手段がありません。
また、排他モードが作動していないので、パソコンのシステムの音やそれ以外の音が入ってきますので、使用しているパソコンをいじらないか音量ミキサーで必要ない音を出さないようにするかしないといけません。
音質ですが、これはもう言うまでもなく、ハイレゾをそのまま聴いているのと同じ音質でラジオ放送が聴けます。これを聴いてしまうと通常のインターネットラジオは高音部がジャリジャリしていて響きもほとんど無くなっていているのが良くわかります。
放送は9時から11時過ぎまでですが、この間休止時間があり、休止時間のあと放送が始まっても再度アプリケーションを起動しないと音が出ないままです。ここら辺は気を付けないといけません。
放送内容はクラッシック音楽専門のOTTAVAの放送をハイレゾで放送している部分と、生録音中心の放送の二系統あります。どちらも極めて高音質ですが、ホールなどで演奏していないものもあり、録音状態は様々です。最も気に入ったのは朗読の時間で、人間の声が実に生々しくきれいに録音されています。
●レコード会社の協力があまり得られていないのでは…。
OTTAVAの放送もそうですが、楽曲と作曲者の名前だけしか言いません。演奏者やレコードレーベル、指揮者の情報は提供していません。他の放送も生録音で、やはりまだ放送内容としてはちょっと物足りない感じです。あと録音しないでくださいとのナレーションが入ります。レコード会社はまだ及び腰な感じがします。もうちょっと積極的にレコード会社には参加してほしいですね。コルグ社孤軍奮闘ではやはり寂しいです。
放送文化はまだまだ発展すると希望を持ちたいですね。
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