テニス・全豪オープン第9日(26日、メルボルン)男子単準々決勝で、第7シードで世界ランク7位の錦織圭(26)=日清食品=は世界1位の前回覇者、ノバク・ジョコビッチ(28)=セルビア=に3−6、2−6、4−6でストレート負け。全豪の日本男子で84年ぶりの4強進出はならなかった。
錦織は、ジョコビッチに負けたというより、自分のミスが敗因と振り返り、世界トップとはまだまだ差があると悔しさを表した。一問一答は次の通り。
−−試合を振り返って
「スタートは良かったですが、サービスゲーム(第1セット第6ゲーム)を落としてから、すべてが変わり始めました。彼はさらによくプレーし始めたし、僕は少し自信を失ってミスを多く出すようになりました。落としたのは本当に大事なゲームでした。あそこから、いろんなことが起きました。でも、とにかく彼は高いレベルでプレーしていました。僕は第3セットにチャンスがありましたが、自分のレベルを保てませんでした。本当に残念です」
−−ブレークされた後、なぜキープが難しくなったのか
「彼はリターンがとてもよかった。僕は焦ってしまい、失敗してはいけない簡単なショットをミスしてしまいました。第3セットはチャンスがあったけれど、流れを変えられませんでした。自分のテニスを続けられなかった」
−−今日のジョコビッチは、あなたが見たベストだったか
「分かりません。そうかもしれない。今日は僕の方に問題があった。特に第2セットまでミスが多すぎて、簡単なゲームを落としすぎた。彼に楽をさせてしまった」
−−試合後にコーチと何を話したか
「今日、僕がよくできなかった、いろんなことについて」
−−脚の影響は
「前の試合で少し。少し痛かったけど大丈夫です」
−−4回戦までに比べて、試合に入る気持ちに違いは
「出だしはすごく良かったんですけど、あのゲームを落としてからミスが増えてしまった。最初はすごく落ち着いてできていたんですけど、あのゲームを落としてから、焦りと、相手もブレークしてから、余裕が出てきてプレーも良くなってきたので。そこから、きょうは攻めにいくときにミスが多かった。守って勝てる相手じゃない」
−−単調にならないように、いろいろと交ぜていたようだが
「なるべく交ぜていこうと思ったけど、交ぜる以前にミスが出てしまった。高いボールを交ぜられているときはいいプレーも出ていたけれど…。最後のセットはリターンも入りだし、ブレークも出ていたけど、次の自分のゲームで取ることができなかったので、もどかしい感じでした」
−−ジョコビッチのプレッシャーのせい?
「それもありますけど、一番は自分の、単調になったのもあったので…。焦りもあっただろうし、とにかくミスが多すぎたので、連続してゲームを取ることができなかった」
−−昨年は、ベスト8は納得できないと言っていた。今回は
「いいテニスはできているので落ち込みたくはないですけど、一番強い選手だとはいえ、もうちょっと何かできただろうし、自分の力を全部は出せていなかったと思うので、やっぱり悔しいのは悔しい」
−−いろんなことをやったなら、ミスはある程度仕方ない?
「プレーは今週、ずっとよかったので、ここまで入らなくなるのは、彼が相手だったというのもあるだろうし、少し焦っていた部分もあったと思う。もう少しじっくり攻めるべきだった」
−−次回、ジョコビッチと対戦するときの手応えは
「頭の中でやることは明確にあるけど、なかなか実行に移せなかった。ロンドン(昨年11月のATPツアー・ファイナル)と今回、なかなかチャンスを見いだせない。ふがいないというか、何か変えないと勝てないと思う」
−−第1セット、最初にブレークされるまで活路を見いだせるという自信はあったか
「一瞬、出たり出なかったりでしたね。特に3セット目は感覚がつかめてきていたので…。その後、彼も集中力を上げてプレーしてきたので、なかなか彼相手に連続でゲームを取るのは難しいですけど、いいときはいいテニスができていたんで…。しっかり修正して次につなげたい」
−−集中力のコントロールは
「特に1セット目で最初にブレークされたゲームは、相手に関係なく自分のミスばかりだった。ああいうのが出てしまうとトップの選手には勝てないですし、集中力が抜けていた部分はあったかもしれない」
−−世界トップとの距離をどう感じたか
「今日の試合を見ると、まだまだ(距離が)ありますね。集中したときの彼は攻めるのもできるし、守りがすごく堅いので、一番崩すのが大変な選手。弱点がない分、どこを攻めたらいいのか迷うときもありますし、大事なポイントやゲームを簡単には取らせてくれない。まだまだ差はあるように感じます」
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