mixiユーザー(id:170191)

2016年01月10日11:22

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時刻表に載っていなかった幻の小笠原航路の話

写真はいずれもイメージです。

数日前に、ふとしたきっかけで東京と小笠原諸島を結ぶ船について、別に旅をする訳ではないけど調べていました。
小笠原に行く航路というと、一般的には竹芝桟橋と父島を結ぶ小笠原海運(株)が運航する「おがさわら丸」が知られていますが、もうひとつ(株)共勝丸が運航する「第二十八共勝丸」という月島埠頭発着の不定期運航の貨物船があり、実はこの船に少人数ではありますが、乗客が乗れたのです。
不定期運航なので時刻表には掲載されていなく、「乗れる」ではなく「乗れた」という訳で、残念ながら現在は旅客営業は休止になってしまったようです。休止になった時期は、公式な情報がないので正式には不明なのですが、Wikipediaによると2014年秋頃と言われています。また、個人サイトだと、2006年とか2010年の時点で既に旅客営業はしていなかった(ホームページで案内はあったが、電話したら旅客輸送は止めたと言われたらしい)と言われている一方で、2008年4月現在の旅客運賃が案内されていたり、2012年に乗船したと書いている人もいて、情報が錯綜しています。現在は公式ホームページ上でも、「旅客輸送は行っていません」と明記されています。
乗船レポートが出ているブログやホームページの情報だけが頼りなので、それらを見て知った情報によると、第二十八共勝丸は原則として「貨物の付き添い」、「島の住民」、「その他緊急の用事がある人」を対象に旅客輸送を行なっていましたが、そういう客がいなくて空席があれば一般人でも乗れたそうです。定員は4人部屋×2室+予備室の9人だそうで、おがさわら丸が大部屋で雑魚寝なのに対してベッド(二段)で、部屋ごとにテレビ、ビデオ、DVDや冷蔵庫もあったので快適性は高かったそうです。また、おがさわら丸にない浴室があり、ステンレス浴槽の家庭用の風呂みたいなものがあったそうです。そして食事も3食付くのに、運賃がおがさわら丸よりも安かったそうです。ただし、おがさわら丸(25時間30分)よりかなり時間がかかり(約46時間)、小さな船なので揺れたり、台風接近時は途中の島に退避して嵐が去るのを待つため、さらに時間がかかるそうです。
以前にあるイベントで、小笠原諸島に複数回渡航したことがあるという戸田恵梨香似の人に会い、第二十八共勝丸について何となく聞いてみたのですが、存在は一応知っているけど一度も乗ったことはないと一蹴されてしまい、それ以上その話はできませんでした(涙)。
この船については自分の架空鉄道の列車で参考にさせていただいたこともあり、それについての視察も兼ねて乗船したかったのに旅客輸送が中止されてしまったのは、非常に残念ですが、運航自体は貨物専用で続いているそうなので、旅客営業再開に期待の余地はありますよね。もし再開されることがあった場合は、長期休暇をもらったり会社を辞めてでも乗ってみたい気分です。
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