■宮原知子が2連覇、浅田真央は3位 全日本フィギュア
(朝日新聞デジタル - 12月27日 19:53)
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さあ、勝負のフリー!
例年通りジュニア勢の活躍が目につく。世界ジュニア、そして世界選手権の代表争いの行方は?そして大人の事情による横紙破りは?(おい)
・木原万莉子(京都醍醐FSC)
白・黒。ブラックスワン。
3Lo+2T+2Lo, 1F, FSSp3, 3Lz!<<, LSp4, 2A+3T, 3S, 3Lo, StSq3, ChSq1(+0.40), 2A+3T, CCoSp3p4。
ジャンプは前半ミスも後半立て直しに成功。スピンは回転速く、姿勢きれい。ステップは大きく動けている。終始一貫して動きがスムーズ。
技術点57.67、演技構成点54.92、フリー得点112.59、SPとの合計170.69、10位。
おおむね満足のいく演技だったようで、キスクラでも笑顔でした。
・松田悠良(中京大中京高)
白・水色。Swan lake。
3F<+3T, 3Lze, 3Lo+2T+2Lo, CCoSp3p2, FSSp3, ChSq1, 3F<, StSq2, 2A<+1Lo+3S, 3Lo+2T, 2A, FCCoSp3p4。
ジャンプはおおむねまとめたように見えました。スピンはポジション変化・回転スムーズ。ステップは音楽とよく調和。全体的にもクリーンな演技。
技術点53.48、演技構成点53.60、フリー得点107.08、SPとの合計165.84、12位。
よく見えたけどなあ…。回転不足か…。
・永井優香(駒場学園高)
青。8月の狂詩曲より「奇跡のシンフォニー」。
3Lz(ステップアウト), 3Fe, 3Lo, StSq3, CCoSp3p4, 2A+3T, 3Lz+2T+2Lo, 3S, 2A+2T, ChSq1(+0.70), LSp4, FCCoSp3p4。
ジャンプは冒頭の取りこぼしをナイスリカバー。スピンはポジション変化・回転スムーズ。ステップは音楽をよく表現。全体的にもよく表現できていたと思います。
技術点62.51、演技構成点55.93、フリー得点118.44、SPとの合計178.86、7位。
取りこぼし最小限でしたからね。納得の高得点。
・新田谷凜(愛知みずほ大瑞穂高)
モスグリーン。ロミオとジュリエット。
3Lz+2T+2Lo, 3F(転倒), 3S, CCoSp3p4, StSq3, 3Lo, 3Lz!, 2A+3T, ChSq1(+0.90), 2A+3T(ステップアウト), FCCoSp3p4, LSp4。
ジャンプはいくつか乱れあるも高難度きっちり。スピンは回転速く、軸安定。ステップはのびやか、音楽と調和。全体的にのびのびと演じている感。
技術点64.93、演技構成点54.45、減点1.00、フリー得点118.38、SPとの合計178.48、8位。
今回の演技は自信になったことでしょう。
・本田真凜(関西大中・高スケート部)
赤。Beetlejuice。
3Lz(転倒), 3S+3T, FSSp, StSq1, 2A, LSp4, 3F+2T+2Lo, 3Lo, 2A, 3F(転倒), ChSq1(+1.10), CCoSp2p2
ジャンプは最初と最後の転倒残念。ほかはよかった。スピンは入りに工夫、回転速度安定。ステップは柔軟、しっかり刻む。細かいところまでよく表現されていました。
技術点59.74、演技構成点55.65、減点2.00、フリー得点113.39、SPとの合計171.62、9位。
正直演技構成点はもっとあってもいいんじゃないかと思うくらい。
・青木祐奈(神奈川FSC)
オレンジ。ピアノ協奏曲第2番(ラフマニノフ)。
3Lz+2Lo, 2A+3T<, 2A, LSp4, 3S, ChSq1(+0.80), CCoSp3p4, 1Lz, 3Lo(転倒), 3F!+2T+2T, FSSp4, StSq2。
ジャンプはミスが相次いでしまいました…。スピンはポジションクリーン、姿勢安定。ステップは渾身の動き、よく調和。ジャンプ以外はよかったんですが…。
技術点47.19、演技構成点50.69、減点1.00、フリー得点96.88、SPとの合計155.84、16生。
ほろ苦い全日本デビューに…。
さあ最終ベルが鳴る!ここからさらにヒートアップ!真駒内華の乱、クライマックスへ!
・宮原知子(関西大中・高スケート部)
ピンク。ため息。
3Lz+2T+2Lo<<, 3Lo, StSq4, 3F, CCoSp3p4, 3Lz, 2A+3T, FCSp4, 3S, 2A+3T, ChSq1(+1.70), LSp4
ジャンプは冒頭除ききっちりまとめてきました。スピンは回転が音楽と調和、ポジション明確。ステップは音楽をよく表現。全体的に安心して見ていられました。
技術点71.41、演技構成点68.18、フリー得点139.59、SPとの合計212.83、1位。
演技構成点は70あってもいいかも。
・樋口新葉(開智日本橋学園中)
赤・黒。マスク・オブ・ゾロ。
3Lz+3T, 3S, LSp4, StSq3, 3Lz+3T, 2A, 3Lo, FCSp4, ChSq1(+0.90), 3F+2T+2Lo, 2A, CCoSp3p4
ジャンプはきっちりまとめてきました。スピンは姿勢きれい、ポジションクリーン。ステップは音楽とよく調和、メリハリ。全体的にスピードコントロールが巧み。
技術点68.02、演技構成点59.85、フリー得点127.87、SPとの合計195.35、2位。
表現面もきっちりできてましたからね。妥当な採点だと思います。
・白岩優奈(京都醍醐FSC)
黒、白ダイヤモンド。悲しみのクラウン。
3Lz+3T, 3S, 3F, 2A, LSp4, StSq3, 3Lo, CCoSp3p4, ChSq1(+0.60), 3Lz+3T+2Lo, 2A, FSSp4
ジャンプはきっちりまとめてきました。スピンはポジション美しく、回転速度安定。ステップは見とれる美しさ。全体的にも上々と言っていいでしょう。
技術点69.20、演技構成点55.21、フリー得点124.41、SPとの合計186.33、5位。
世界ジュニアの代表をしっかり手中に。
・本郷理華(邦和スポーツランド)
黒・緑。リヴァーダンス。
3F+3T, 3S, 3Lz(転倒), FCSp4, StSq3, 2A+3T+2T, 3Lo, CCoSp3p4, 3F<, ChSq1(+1.50), 2A+2T, FCCoSp3p3
ジャンプは1つ転倒ですがその転倒が大変なことに…。スピンは姿勢柔軟、ポジション変化スムーズ。ステップは大きく動けている。全体としては凄くいいのは確か。
技術点63.49、演技構成点62.40、減点1.00、フリー得点124.89、SPとの合計193.28、4位。
まさかの台落ち…。
・浅田真央(中京大)
紫。マダム・バタフライ。
3A<(転倒), 3F, 3Lz, FCSp4, ChSq1(+1.60), 2A+3T, 3S, 3F+2Lo+2Lo, 3Lo, LSp4, StSq3, CCoSp3p4
ジャンプは後半持ち直した、と言うところ。スピンは姿勢きれい、回転スムーズ。ステップはのびやか。やはり表現面ではすごくいいものがある。
技術点63.24、演技構成点69.48、減点1.00、フリー得点131.72、SPとの合計193.75、3位。
・村上佳菜子(中京大)
青。SAYURI。
3Lo, 2A+3T<, 3F<(転倒), FCSp4, StSq3, CCoSp3p4, 3S, 3S+2T+2Lo, 3T, ChSq1(+0.60), 1A, LSp4
ジャンプは予定が狂ってしまいました(>_<)。スピンは回転速く、姿勢きれい。ステップは音楽とよく調和。全体としては表現面のよさは目につきましたが…。
技術点53.08、演技構成点63.48、減点1.00、フリー得点115.56、SPとの合計181.58、6位。
と言うわけで、各選手悲喜こもごもの中、知子ちゃん連覇達成であります。今回も安定していた。さすがはワールドメダリストです。ミスパーフェクトと呼ぶ人まで。
一方で理華ちゃんと佳菜子ちゃんは残念でした。特に佳菜子ちゃん。ここで崩れるとは…。
さてここからはジュニア世代(すでにシニアに移行した選手含む)。まずわかばっちょ。きっちり高難度ジャンプを決めてきました。典型的ジャンパータイプでしょう。ジュニアのうちはこれでも勝負できる。
ジャンプの難度なら優奈ちゃんも負けていません。技術点はわかばっちょより上になりました。最後に3Lz+3T+2Loを決めたのは大きい。
基本この世代はジャンプ勝負ですが、すでにシニアに移行した優香ちゃんは表現力もシニア顔負け。さすがは去年4位に入っただけはあります。
凛ちゃんはやや不安定なところはありますが、今回はおおむね安定していました。これなら世界ジュニアに出してもと言いたいところですが…。
断言できないのは真凛ちゃんも凄くよかったから。ジュニア1年目でここまで表現できるのは大したものだと思います。3人目をどっちにするか悩ましい。
一方で優奈ちゃんはまさかの大崩れ。まだ4分間滑り切るスタミナがなかったんでしょうか。来年以降に期待。
悠良ちゃんは細かい取りこぼしが多かったかも。そこをきっちり決められればさらに上にくことが期待できると思います。表現面はいいので。
最後に万莉子ちゃん。さすがNHK杯に出場しただけのことはあります。今回はいくつか乱れもありましたが、経験を積めばさらに成長できるでしょう。
さあ今年の全日本選手権もこれにて終了。選手の皆さんお疲れ様でした!
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