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2015年12月16日22:59

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水曜クビクビ日記351:「独裁者と小さな孫」&「ベテラン」

今日は有楽町で二本…
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まずは「独裁者と小さな孫」。
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架空の国の首都。反体制派を何人も処刑してきた独裁者である大統領は、国内で革命の機運が高まってきたことに気づき、取り敢えず安全のため家族を国外に逃亡させようとする。しかし空港で、小さな孫だけが国から離れたくないと駄々をこね、仕方なく大統領は孫を手元に置くことにした。嫁や娘たちを見送り、孫とともにリムジンに乗り込む大統領。これから宮殿に戻り、善後策を考えねば…と思案していたが、宮殿へのルートは民衆によって封鎖され、暴徒たちがリムジンに襲いかかる事態になってしまった。すでにクーデターが始まり、大統領は指名手配犯になってしまったのだ。運転手も逃げてしまい、途方にくれた大統領は、孫の手を引いて海を目指し国外脱出を図る…


という、逃避行ものでございます。この大統領、感情移入しづらいものがありました。逃げながら、己の圧政のおかげで庶民がどれだけ傷ついたかを目の当たりにしていくんですが、別に心入れ替えるわけでもないんだよね。それに、そもそもどんだけ酷い独裁者だったのかもよく分からないってのも問題。スリリングでユーモラスな祖父&孫の二人旅なんだけど、終始モヤモヤしっ放しでした。子役ちゃんは良かったけどね。



続いて「ベテラン」。

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ソウル警察広域捜査隊の刑事ソ・ドチョル。破天荒な捜査をする問題児だが、有能なベテランだ。ある日、知り合いの運送ドライバー・ペさんが自殺を図ったという連絡を受け病院に駆けつける。ペさんは韓国財閥シンジングループの子会社である運送会社に勤務していたが、労組活動が元でクビを宣告されていた。その抗議にシンジン本社に現れたが、取り合ってもらえず高層階から飛び降りたのだ。妻に遺言メールも送っており、事件性はないように見えたが、ペに同行していた幼い息子の話によると、父親はグループ御曹司テオの部屋で暴力を振るわれたらしい。尊厳を踏みにじられて、ペは飛び降りたのだろうか?テオがヤク中でサディストであることを知ったドチョルは、テオを標的に捜査を開始するが…


みんな大好きファン・ジョンミンが、最高のヒーローを演じる痛快アクション。もうカラッと明るい刑事ものなので、ノワール嫌いでも楽しめます。そう、飛び蹴りはあるけど雨は降らないんです。結構笑えるし、そのギャグセンスも下品じゃなくてハリウッドっぽいドタバタで良いのです。伏線が上手く機能してないけど、楽しけりゃなんでもアリです。韓国の財閥がいかに特殊でアンタッチャブルかを教えてくれる映画でもあります。オススメ!

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