昨日は新宿で鑑賞。「恋人たち」。
橋梁点検作業員の篠塚は、ある事情から生活が困窮、健康保険料も支払えないでいる。パート主婦・瞳子は、夫や姑と冷え切った毎日を送っている。エリート弁護士・四ノ宮は、ゲイであることを隠さず自信に満ち溢れているが、親友との間に生まれていた溝に初めて気付く。三人が直面する苦しみは、現代日本が持つ冷酷さを象徴する…
という、かなり重い話。「生きるのは辛い。でも生きていくしかない」系映画のマスターピースと呼べる一本でした。恋人たちというタイトルにもかかわらず、フツーのカップルは出てきません。恋人というより変人、と書いたほうがいいかもしれない…と言っても、いわゆる変な人という意味ではなく、人生の変換を余儀なくされた人たち…という意味で。ただ、それでも生きていく系としては「きみはいい子」のほうが好みなので、ベスト5からは漏れました。三人の主人公はみんな無名ですが、だからこその実在感が半端ないです。オススメ!
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