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2015年11月29日14:12

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空想地図トークイベント@谷中Hagiso

金曜の夜は、谷中のカフェ&イベントスペースHagiso(萩荘)で開催されていた「中村(なごむる)市をめぐる 万物収集報告展」の一環で開催された「クロージングトークイベント 今和泉隆行×石川初×宮崎晃吉」に行ってきました。先日参加した空想地図ワークショップへの参加に続いて行きましたが、今回はトークショー形式のイベントでした。
開始前には中村市の地図や先日のイベントで使われた不動産情報などを閲覧。物件情報はなかなかリアルにできていて、店舗だったり、変わった間取りのデザイナーズ物件とか、風呂・トイレなしアパート(近くに銭湯あり)とか、郊外に行くとよくあるような平屋の庭付き一戸建て借家もありました。また、市内のグルメ情報なんかも見ていて面白かったです。
21:30にトークイベント開始。地理人氏と石川初氏(慶應義塾大学教授、GPS地上絵師)と宮崎晃吉氏(Hagiso代表、建築家)によるトークイベントで、3人の色々違った視点から架空の地図のことなど色々語られました。
最初の地理人氏の発表では、空想地図の変遷史や架空のブランドロゴについての話などがあり、ビルのフロア図を書いたけど挫折という話は面白かったです。理由は、架空のブランドロゴを何百も考えなければならないという理由だそうですが、石川氏の教え子の力を借りれば、架空のブランドロゴを次々登場させることはできるようです。学生が作った飲食店のロゴだったり、ゴスロリのブランドロゴなんかは完成度が高く、見入ってしまいました。
実は私も昔に架空の超高層ビル(77階建てツインタワー)のフロアガイドを作ろうとしたことがあって、外部の人に「テナント募集」をかけたことがあり、「観光案内所」とか「大学進学相談センター」とか面白いものを投稿してくれた方もいたのですが、当然ながらほとんど埋めることはできずに完全挫折しました。
次の石川氏の授業の話も面白かったです。実際に授業で学生に架空の地図を書いてもらったりもしているそうです。20年遅く生まれていれば石川先生の授業を受けることができたのにという気持ちになったのは言うまでもありません(それ以前に慶応に合格しなければいけませんが・・・)。
また、学生が描いたイラストで、湘南藤沢キャンパス(SFC)の写真をアレンジして18世紀の英国庭園風にしたイラストや、山水画風にしたイラスト、SFCのキャンパス平面図を江戸切り絵図風に表現したもの、キャンパスを架空の鉄道路線図にしてしまったものなど色々紹介されたのですが、これがなかなか見事でした。
次いで、宮崎氏のHagisoの運営コンセプト的な発表がありました。Hagisoはここにあるカフェ&イベントスペース単独のものかと思っていたのですが、実は宿泊施設としての「離れ」を作り、ビジターは町中の飲食店で食事をしたり、銭湯を使ったりで、谷中の町全体を1つの巨大なホテルのように使って楽しもうというコンセプトであることを知りました。地図も配るそうですが、昼版と夜版を使い分けているというのも面白そうです。そして、離れはやはり古い物件をリノベーションしたものだそうです。また、地理人氏が本業(?)でやっているシェアハウスの話も、コンセプト的にはHagisoと似ている点も違った点もありなかなか興味深いもので、都市作りの発想に通じるものを感じました。
最後は質疑応答が行われ、まずは中村市の寺町についての質問がありました。この寺町、実は過去に短期間だけ都が置かれていた場所という設定だそうです。現実に例えると長岡京みたいなものでしょうか?
また、不躾ながら私も小川や用水路や暗渠についての質問をしてしまいましたが、きちんとそういう設定もあるようで、地図を見ると途中から暗渠化された川や用水路みたいなものをいくつも見つけることができました。またここから、「中村市のマンホール事情とかそういうのを扱ってみるのも面白いのでは?」という話にも発展しました。こんな感じで1つのネタを出すとそこから話がどんどん膨らんでいくというのも、この空想地図イベントらしくて面白かったです。
最後はもう一度空想地図を見ましたが、その際に他の方々との会話もなかなか弾み、気が付けば終電になってしまいました。
帰った後は綿のように疲れて寝てしまいましたが、このイベントのインパクトが余程強かったのか、2日続けて空想地図の夢を見てしまいました。
1回目は、先週のワークショップのようなイベントで架空の地図を書いていたのですが、湧水や温泉の源泉も描かれた水の流れを示した地図と、農地のところに「みかん」などと書かれ農作物の分布図が描かれた地図が登場するという夢で、どちらかの作者が西野カナ系な人でした。
2回目は、町中である人とお茶をしていたら置いて行かれてしまい、地図を見ながら追いかけたら、あり得ないような高低差の歩道橋と土壁のエレベーターが出てきて、その後会社の車で何故か山奥に行ってしまい、山中の踏切で電車の通過を待ったら、荷物車を2両連結した相鉄旧6000系が通過。カーナビにはまるっきり架空の地図が表示されていたのですが、ある自治体の飛び地があったりと、変にリアルな地図でした。最後は崖っぷちのようなところにあるログハウスみたいな建物で荷物を降ろし、そこで目が覚めました。
私が描いている架空の国・燦柊連邦共和国(http://highlandrail.web.fc2.com/sanshu.html )の設定を充実させるのに使ったり、今度こういうイベントに参加する機会があったら、ネタに使いたいです。
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