空前のバイクブームといわれた80年代を筆頭に、70年代から90年代にかけては各バイクメーカーがしのぎを削り、毎年数多くのニューモデルを発表していた。その中には今では絶版になってしまったものの、いまだに多くのライダーから愛され、中古バイク市場においても高い価値を誇っているバイクが数多く存在する。これらの車種は、現存する車輌が減り続けていることから、状態の良い車輌の相場はさらに上昇し続けていくことが予想される。
バイクライフの楽しさやバイク市場の動向を広く社会に発信することを目的に活動を行う『バイク王 バイクライフ研究所』は、排気量126cc以上のバイク免許を保有している20代〜60代の男性計500名を対象に、インターネットによる調査を2015年8月に実施した。調査の結果、現役ライダーが乗ってみたい旧車・絶版車の1位には『スズキGSX1100Sカタナ』が選ばれた。
■現役ライダーが乗ってみたい旧車・絶版車は?
1位 スズキ GSX1100Sカタナ
2位 カワサキ Z1/Z2
3位 ホンダ NSR250R
4位 ヤマハ RZV500
5位 カワサキ GPZ900R
6位 ホンダ CB1100R RC RD
7位 ホンダ CB750 K0〜K6
8位 ヤマハ RZ250 4L3
9位 カワサキ Z1000R 1型〜2型
10位 スズキ RG500Γ
今回の調査では、「現役ライダーが乗ってみたい、70〜90年代の旧車・絶版車」を計30車種リストアップし、20代から60代までの現役男性ライダー500名による投票を行なった。その結果、総合で第1位に選ばれたのは、『スズキGSX1100Sカタナ』。僅差で第2位になったのは『カワサキ Z1/Z2』、第3位は『ホンダ NSR250R』となった。世代別の集計では、乗ってみたい旧車・絶版車の嗜好が世代によって大きく異なるという興味深い結果が出た。
【世代別集計】
◎20代〜30代
1位 ホンダ NSR250R
2位 カワサキ ゼファー400/400χ
3位 スズキ GSX1100Sカタナ
4位 カワサキ ゼファー1100/RS
5位 カワサキ Z1/Z2
◎40代
1位 ホンダ NSR250R
2位 スズキ GSX1100Sカタナ
3位 カワサキ Z1/Z2
4位 スズキ RG500Γ
5位 カワサキ ゼファー400/400χ
◎50代
1位 カワサキ Z1/Z2
2位 スズキ GSX1100Sカタナ
3位 ヤマハ RZV500
4位 ホンダ CB750 K0〜K6
5位 ホンダ CBX1000
◎60代
1位 ホンダ CB750 K0〜K6
2位 カワサキ Z1/Z2
3位 スズキ GSX1100Sカタナ
4位 ヤマハ SR500 1型〜2型
5位 ホンダ CBR400F 1型〜2型
現役ライダーが乗ってみたい旧車・絶版車ランキング
まず興味深いのは、総合で1位を取った『スズキGSX1100Sカタナ』が、実際はどの世代においても1位を獲得していないこと。しかしその一方で、全世代において2位または3位につけており、総合得点で1位だったことから、カタナは世代を超えて普遍的な人気を誇っていることがうかがえる。
また、20〜40代に人気の高い『ホンダ NSR250R』や『カワサキ ゼファー』シリーズが、50代や60代では5位までにランクインしていない。さらに60代で1位につけた「ホンダ CB750 K0〜K6」は、20〜50代ではランク外となっている。
この結果を受けて、バイク王 バイクライフ研究所は、「各世代で1位になった車種は、その世代がバイクを知り始めた青春期に一時代を築き上げたバイクに対する愛着・憧れの表われだろう」と分析している。20〜40代の支持が高いゼファーシリーズについても、「50〜60代のライダーにとっては、絶版から時間がそれほど経っていない、比較的最近のバイクであり、旧車・絶版車には入らないとの解釈なのでは」との見解を示した。
■バイクに乗っていてよかったと思った瞬間1位は
◎全世代TOP10
1位 ツーリングをしているとき
2位 風の気持ちよさを感じたとき
3位 スピート感が気持ちいい
4位 バイクとの一体感を感じたとき
5位 ストレス解消になる
6位 景色を楽しめる
7位 行動範囲が広がったとき
8位 一人になれる
9位 車や電車では行きづらい場所に行けたとき
10位(移動の場面で)自由度が高いと感じたとき
バイクに乗っていてよかったと思った瞬間第1位は「ツーリングをしているとき」。実に262名(44%) の人が回答。2位以降も「風の気持ちよさ」や「スピート感」「バイクとの一体感」「景色を楽しめる」など、バイクだからこその感動が、多くの現役ライダーを惹きつけている。
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