新学期へ不登校経験者の思い
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新学期に当たって。
甥に、個人的な日記。
おいちゃんは、中学生のころ あまり人に自慢できるような できた性格の生徒じゃなかったけど、一応 かばんは肩にかけた。
のろのろ、登校した。
部活も運動部のほうは辞めることにしたけど。
文化部の”幽霊部員”になることは決めてた。(姉の勧めで)
こんなダサい格好で、クラスのみんなと顔を合わせるのはつらい。
左膝には、おおげさなギプス。(夏休み中に、テニスの練習中にブロック塀に激突して、整形に通って)
説明するのも、めんどくさい。
で、始業式の後 学校の図書室に 入りびたって、司馬遼太郎全集の『義経』を読みふけった。
世の中から、見捨てられた 英雄譚。
学校の授業は受けれる。
前の部活の、仲の良かった生徒たちの集まりが、なんだかうざい。
午後は、美術部の部室で、ひたすらデッサン。
家に帰るよりは、友達の家で インベーダーゲーム。漫画談義。ゲーム三昧。
どこでもいい。 自分の身の置き所があれば。
危ないところで、危ないやつに絡まれるより。連絡だけは、母さんにしっかりしておいてくれよ。
”学校だけが人生じゃない”という大人もいるけれど、13,4歳の子供にとって、家庭を出れば、いられるところなんて、ほとんどないんだよなと思った。
だから、引きこもってもいいし、意地を張ってもいいから。
生きがいを見つけてほしい。
その年齢でないと、気づけないことは たくさんあるから。
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