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2015年07月15日10:52

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【巨人】原監督、10失点3連敗貯金0「プロとして非常にはずかしい」


◆DeNA10―3巨人(14日・横浜)

 巨人が3連敗を喫した。先発・杉内は4回に3点リードを同点とされると、5回に筒香の勝ち越し2ランを浴びて降板。続く香月がロペスにソロ、梶谷に2ランを浴びるなど、5回に3発8被安打7失点で撃沈した。打線も4回以降は沈黙。これで貯金は0となった。15日の前半最終戦に首位ターンをかける。

 こみあげる怒りを必死に抑えても、表情はこわばったままだった。「見ての通りだな。3点先制して、4回、そして5回もたずに逆転とね…」。5回。10点目を失ったところで、原監督はベンチを出た。炎上した2番手の香月と捕手・相川の交代を主審に告げた。代わった笠原も連打を断ち切れない。この回、先発の杉内から3投手で、計3被弾を含む8安打7失点。打者12人の猛攻を食らって試合は木っ端みじんに壊れた。

 もちろん、戦犯は杉内だ。序盤の3回で3点の援護をもらいながら、4回に4安打3失点で同点とされた。守りのミスもあったが、言い訳にはできない。

 同点の5回には、1死一塁から筒香にバックスクリーンへ決勝2ランを被弾。5回途中8安打5失点と散々だった。相手の4番に2試合連続で3安打を許し、指揮官は「情けない。打たれすぎだな。プロとして非常にはずかしい」と吐き捨てた。

 主砲の勝ち越しの一発でDeNAベンチは、お祭り騒ぎ。最悪な流れの中で2番手・香月にバトンを渡してしまった。「(香月が)あそこを止めるというのは非常に難しい仕事だろう。香月をそうは責められない」とも指揮官。杉内は「内容どうこうより、リードをしてもらいながら、先発投手としての仕事ができずに悔しいです」と、うめいた。

 今季、DeNAに対して3登板で1勝、防御率は1・00だった。相手は研究を重ねてきたが、それ以前に、左腕の球にはキレがなく、平均して高かった。8日のヤクルト戦(東京D)では8回途中2失点で約1か月半ぶりの勝利を挙げたが、波に乗るどころか“悪い杉内”へと逆戻りした。

 20日から始まる後半戦では、とりあえずローテーションには入るだろう。しかし、原監督は「後半戦は結果にこだわっていく」と、混戦からの抜け出しを図っており、“使える選手と使えない選手”の見極めを早い段階で決断する方針にある。実績豊富な杉内であろうと、次回登板で同じ過ちをするようなら、代わりを探すしかない。

 これで3連敗。貯金も再びなくなった。15日の前半戦最終戦にも、後味の悪さを引きずりながら臨むことになった。貯金を作って折り返すことができるか。それとも借金か―。後半戦の勢いを大きく左右する一戦となる。





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