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2015年07月07日07:12

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「根拠ある楽観主義と根拠なき楽観主義」 

http://9001.teacup.com/sfk/bbs/15865 (写真入り記事)

日本には、根拠なき楽観主義が存在しました。例えば、「神風神話」と「原発安全神話」です。

太平洋戦争の時、日本の戦況が「末期的」になったにもかかわらず、軍部は「神風神話」によって「徹底抗戦」に向かわせ、決戦の舞台となった沖縄をはじめ、日本各地は無差別空襲によって、多くの都市が焦土と化し、最後には、「ヒロシマ」と「ナガサキ」に人類史上初の「原子爆弾」が投下され、20万人を超える命が一瞬のうちに失われ、「神風神話」は崩れました。

2011年3月11日の「東日本大震災」によって、福島第一原発において「原発事故」が起こり、「原発安全神話」も崩れました。その頃、よく使われた言葉が「想定外」でした。「根拠なき楽観主義」が根底にあったので、最悪を想定していなかったからです。

と言っても、1000年に一度の大震災を予想し、最悪を想定した上で何かをしようとしたら、何にもできなくなってしまうでしょうし、それを決して責めているのではなく、私たち自身のこととして受け止め、真摯に反省し、今後に生かして行きたいものです。

ところで私は、「大丈夫!」という言葉を日常的によく使います。これを聞いたある人は、「牧師先生は、何があっても『大丈夫!』としか言ってくれないんですね!?」と言われました。

私が使う「大丈夫!」の意味は、「信じて祈っていればうまく行くはず!?」という「安全神話的大丈夫」ではなく、「何が起こっても大丈夫!」という、徹底して神を信頼した「大丈夫!」なのです。

聖書には、「わたしの友であるあなたがたに言います。からだを殺しても、あとはそれ以上何もできない人間たちを恐れてはいけません。恐れなければならない方を、あなたがたに教えてあげましょう。殺したあとで、ゲヘナに投げ込む権威を持っておられる方を恐れなさい。そうです。あなたがたに言います。この方を恐れなさい。五羽の雀は二アサリオンで売っているでしょう。そんな雀の一羽でも、神の御前には忘れられてはいません。それどころか、あなたがたの頭の毛さえも、みな数えられています。恐れることはありません。あなたがたは、たくさんの雀よりもすぐれた者です。」(ルカの福音書12:4〜7)と書かれています。

昔の私の心の中には、漠然とした「恐れ」がありました。「何をしても、最後はうまく行かないのではないか!?」と考えていました。そして、自分が恐れ、考えた通りに、うまく行かないことが多くありました。だから、うまく行かない状態にならないように、一生懸命に応戦していました。

しかし、先ほどの聖書の言葉がある時心に響きました。

「からだを殺しても、あとはそれ以上何もできない人間たちを恐れてはいけません。恐れなければならない方を、あなたがたに教えてあげましょう。殺したあとで、ゲヘナに投げ込む権威を持っておられる方を恐れなさい。」

不思議なほど心が平安になり、その時から、この言葉を根拠に、「どんな時にも大丈夫!」と心の底から思えるようになり、「大丈夫!」と、自然に口にするようになりました。

信仰には3種類あります。

�� 盲従的信仰
�� 隷従的信仰
�� 従順的信仰

「盲従的信仰」とは、根拠なき楽観主義に基づく信仰です。「信心しているから大丈夫!」「功徳を積んでいるから大丈夫!」「お布施をし、修行をしているから大丈夫!」などという根拠なき信仰心は、盲目的な信仰です。

「隷従的信仰」とは、「たたりがある!?」「バチが当たる!?」と、恐れが土台にあって、奴隷のように「嫌々従う信仰」です。

「従順的信仰」とは、全てを知った上で、主体的に従って行く信仰です。聖書が教える信仰は「従順的信仰」です。

今日あなたは、どんな信仰を持っていますか? 無宗教や無神論者という人も、自分を信じたり、何かを信じて生きているはずです。

何かの土台があって、「大丈夫!」と楽観主義に生きているはずです。

「あなたを愛しておられる神が共におられるので大丈夫!」という、根拠ある楽観主義に生きてみませんか?

その大丈夫は、「こうならなければいけない!」「こうなるから大丈夫!」という質の大丈夫ではなく、「何が起こっても大丈夫!」「どんな時にも大丈夫!」という絶対的な大丈夫です。この大丈夫は、人に自由を与えます。

次の聖書の言葉は、国会図書館に刻まれています。

「そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」(ヨハネ8:32)

本当の自由を持って生きて行きましょう。この自由は、奔放で、投げやりで、いい加減な生き方ではありません。自分の命と他人の命を大切にし、互いに愛し合い、尊敬し合い、支え合いながら、共存・共生して行く生き方につながります。

根拠ある楽観主義こそ、日本に希望を与え、日本の未来を作って行きます。

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