http://9001.teacup.com/sfk/bbs/15764 (写真入り記事)
イソップ寓話の「うさぎとかめ」は、二つの人生観を現していると思います。一つは「ナンバー1志向」、もう一つは「オンリー1志向」です。
まず「ナンバー1志向」を持って生きているのが「うさぎ」です。うさぎの目標は、とにかく「ナンバー1」になることにありました。この場合は、かめに勝つということです。ですから、自分が勝つことを確信したうさぎは、途中で昼寝をしてしまいました。
ところが、「オンリー1志向」を持って生きているのが「かめ」です。かめの目標は、理性的に考えたらうさぎに勝てっこありません。しかし、「オンリー1」であることを目指しました。とにかく自分のベストを尽くしました。
この勝負は、「オンリー1」を目指した「かめ」に軍配が上がりました。
二つの人生観があります。負けず嫌いの「ナンバー1指向」。もちろん悪くはありません。しかし「ナンバー1」になることだけに目標を持つならば、うさぎのような結果を招くようになり得ます。
私たちは、ある時は、他の誰かと勝負して勝つことが重要な場合があります。しかし、同時に持たなくてはいけないのが、その勝負の本当の競争相手は自分自身です。自分と戦い、自分のベストを尽くすことです。つまり、「オンリー1志向」です。
かめにとっては、陸上は自分のテリトリーではありませんでした。これが反対に、水中ということになったら、うさぎのテリトリーではありません。しかし、そこで「自分が得意とする場所ではないのでやる気にならない!」とは言わないで、自分のベストを尽くしました。
今の時代、このかめのような生き方、「オンリー1志向」が必要とされています。もちろん、「ナンバー1志向」は持たないでいいというのではありません。オリンピックで金メダルをとること、選挙に勝つこと、希望した学校に入学し、希望した会社に就職し、仕事に成果をだし、成功者になること、どれもすばらしいことです。しかし、それが自分のベストを尽くした結果であったということなので、何倍にも素晴らしいと思います。
私たちも、「ナンバー1」であることを意識しつつも、大切なことは、いつでも自分のベストを尽くして行くことです。いつでも自分を磨き、向上しようとする心を持つことです。その結果として、それがナンバー2であったとしても、それは、自分のベストを尽くしたのですから、ナンバー1なのです。
必ずしも、「ナンバー1がナンバー1」なのではなく、「オンリー1こそがナンバー1」なのです。うさぎとかめのかめからそんな生き方を学んで行きたいものです。
「ですから、私の愛する兄弟たちよ。堅く立って、動かされることなく、いつも主のわざに励みなさい。あなたがたは自分たちの労苦が、主にあってむだでないことをしっているのですから。」(第一コリント15:58)
良い週末をお過ごし下さい。
ログインしてコメントを確認・投稿する