本日起床午前9時30分。
今日は外仕事なし。さあ、今日は怒濤の原稿仕事である。明日〆切の古文単語アプリのアップデート分の作業、そして明後日〆切の第二回高二用模試の初校とりまとめ。
怒濤のようにやっていたら、なんとなくゴールが見えてきたので、午後4時過ぎに飲酒へ。どこにしようか迷ったが、誰かと出会って思わぬ深酒になるといかんので、知った人と会う可能性のきわめて少ない、阿倍野の立ち飲み<赤垣屋>にした。
その<赤垣屋>で、ふと左隣を見ると、そこで飲んでいた男の手の甲に左右とも、びっしり彫り物があるのが目に入った。
しかし、男の手は皺だらけで、その彫り物がなんなのかわからない。さらに、その彫り物は腕にまで続いていると思われ、ははあ、この人はもろ肌を脱げば全身彫り物だらけだなとも推察された。
店内ではテレビで相撲中継がかかっていて、その勝敗などにつっこみつつ、男はオレに話しかけてくる。しかし、あんまり親しげに話しこまないほうがよいのではないかと思ったオレは、適当に相槌をうつなどしてかわしていたのである。
が、男の話しかたが、ごくごく素人のような感じだったので、なんだかオレのほうも積極的に話すようになっていったところ、男は自らの彫り物について語り出したのである。
男は、六十代後半くらいに見え、現在独り者らしいが、過去に十三人の女と同棲したことがあって、彫り物はすべてその女の名だということだった。
そして、オレが「あとにつきあった女の人は、前の彼女の名の彫り物を見て嫉妬とかするんじゃないですか?」と尋ねると、男の言ったことがたいそうおもしろかった。
男曰く「前のは消すんや」と。「えっ!でも、手にいっぱい残ってますやん」とオレが言うと、男曰く「消すと言っても、なくしてしまうんじゃなく、名前の字にいろいろな線を彫りこんで、もとの名前の字をわからなくしてしまうんや」と。
それで、手の甲がわけのわからない意味の彫り物でびっしりに見えたのかとわかった。ついでに、男はシャツをめくって胸や腹にも同様の彫り物があるのを見せてくれた。たしかにみんなぐちゃぐちゃだ。
なんだか、こうなると彫り物もまったく美しくないのだなと知る。ちなみに、男は、自分の職業が彫り師だとあかし、それらは当然みな自分でやったとのこと。
その後も、彫り物についてのあれこれを語ってくれて、すこぶる興味深いことであった。
■本日の失敗:近くのポストへ投函に行ったところ、ちょうど回収車が去るところだったので、やむなく阿倍野本局までチャリンコで行った。
□本日のウォーミングアップ落語:三遊亭白鳥「ナース・コール」。
□昨夜のクーリングダウン・チューン:チューリップ「サボテンの花」。
★ロケンロ★Love&Peace,Osaka,ひこにゃん.Thank you.
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