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2015年02月25日12:49

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さだまさし「風に立つライオン」感想


この本を読む前に「風に立つライオン」と「主人公」は歌詞をよく味わいながらきいておきましょう。 けっこう細部はかわっています。解説はネタばれがあるので、本編を読んだあとに読みましょう。


 アラフィフの評者だと「風に立つライオン」を1980年代に紅白歌合戦でうたっていることも覚えていますし、初期のアルバムにある「主人公」も覚えています。「風に立つライオン」のほうが10年くらいあとの作品です。これがセットとはおもっていませんでした。ファンクラブでの人気は1・2位ですが。

 「主人公」は女子大生だったひとが学生時代をふりかえる歌です。「風に立つライオン」はケニアの医師が恋人との別れの手紙に返事をだす歌です。
 風に立つライオンの手紙を書いた女性が「主人公」の女性と同一とはおもっていませんでした。
 「風に立つライオン」では語り手の医師がうたっているという設定ですから当然生きていますが。「主人公」では、「あなた」は生きていないことがほのめかされています。


 1988年、恋人を故郷長崎に残し、ケニアの戦傷病院で働く日本人医師・航一郎。「オッケー、ダイジョブ」が口癖の彼のもとへ、少年兵・ンドゥングが担ぎ込まれた。二人は特別な絆で結ばれるが、ある日、航一郎は(略)。

 2011年3月、成長したンドゥングは航一郎から渡された「心」のバトンを手わたしに被災地石巻に立ちます。

幻冬舎文庫 さ-8-9
風に立つライオン
平成26年12月25日 初版発行
著 者 さだまさし
発行人 石原正康
編集人 永島賞二
発行所 株式会社幻冬舎
ISBN978−4−344−42297−1
C0193

目 次

序 章 2011年早春
第1部 航一郎
第2部 ンドゥング
第3部 木場
終 章 2011年夏
あとがき
解 説 「風に立つライオン」というバトン 神舘和典

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