イスラーム国を作ったのはアメリカである。
イスラーム世界には、近代兵器を作る工業力を持った国は一つも無い。
イスラーム世界で、国民の教育水準が最も高いイランですらも、核兵器・ミサイル開発のためには、ロシア、中国、北朝鮮の援助を受けている。
私は、イランのテヘランから、北京経由、東京行きの「イラン・エアー」の飛行機の中で、
美人女性の通訳を連れた北京の高級官僚と同席し、国際情勢を語り合った事がある。
北京とテヘランの間には、外交官や、軍事顧問、核開発技術者が、頻繁に行き来してしているのである。
イスラーム国は、イラク、シリアなどの領土を強力な軍事力、近代兵器の力で占領している。
イスラーム国が持つ近代兵器は、どこで作られたのか?イスラーム国の武器は100%、
アメリカ製である。
イラン・イスラーム革命政権をアメリカの軍事援助を受け、軍事力で破壊しようとしたのが、
イラクのサダム・フセインであった。
フセインは、イラクが軍事大国になると「アメリカの命令」によってクウェイトを占領した。
アメリカが、フセインにクウェイトを占領させたのは、当時、ソ連が崩壊し、アメリカの
軍需産業が「商売あがったり」の状態にあり、どこかで、戦争をやならければ、軍需産業の企業が破産するという状況にあったからである。
アメリカは、まず、フセインに、クウェイトを与えると言って、クウェイトを占領させ、その次には、
サダム・フセインの侵略を非難しイラクを攻撃し「湾岸戦争」を引き起こしたのである。
それには、イスラエルも一枚、かんでいた。
イラクと言うアラブの国が軍事大国になった事に恐怖を感じ、イラクが持つ武器の破壊を望んでいたからである。
フセインにクウェイトを占領させたのは、アメリカとイスラエルである。
ビンラディンのアルカイダ、アフガニスタンのタリバンもアメリカが作ったものである。
アルカイダとタリバンが持っている武器は、100%アメリカ製である。
アメリカは、「国内ではドロボウの手を切り落とすと言う『時代錯誤』の『石器時代のイスラーム』
の戒律を実行し、対外的には、アメリカの手先になるサウジアラビア型の国家」の建設をもくろんだのである。
「石器時代のイスラーム」言う言葉は、イラン・イスラーム共和国政府が作った言葉である。
イランは自由と人権を重視する21世紀型の新しいイスラーム国家の建設に邁進している。
アメリカと、アメリカの従属国=パキスタン(パキスタン軍の武器も100%アメリカ製)
の武器で、タリバンは、アフガニスタン全土を制圧したのである。
タリバン軍の兵士には、アフガン人に化けたパキスタン正規軍の軍人が、多数、加わっていたのも事実である。
パキスタンには、アフガニスタン人の過半数を占める民族であるパシュトゥーン人が3000万人も、住んでいる。
パキスタン正規軍には、多数のパシュトゥーン人の軍人が存在する。
彼等が自分はアフガン人だと自称しても、正体を見破る事は、誰にも出来ない。
アフガニスタンのパシュトゥーン人とパキスタンのパシュトゥーン人は、人種も言語も、宗教
宗派も100%同じである。
タリバンと、その盟友=アルカイダは、アメリカの武器によってアフガン全土を制圧すると、
過去のスポンサーであるアメリカに対する反逆を始めた。
イラク侵略戦争の結果、イラクに、イランに親近感を持つシーア派政権が出来ると、
アメリカは焦って、イラクのシーア派政権と、シリアの反米政権を打倒するために、かつての
サダム・フセインの親衛隊である「大統領警護隊」の将校達に武器と金を与え
「イスラーム国」なるものを作ったのである。
イスラーム国の権力者達は、ムスリム(イスラーム教徒)ではない。
彼等は、サダム・フセインの「大統領警護隊」時代、バグバードのキャバレーで、
酒を飲み、売春婦の肉体を買っていた連中である。
イスラームでは、飲酒も売春・買春も禁止されている。
タリバンと同じく、自分達が権力を取ると、アメリカへの反逆を始めただけである。
それに、「アラブの春」の挫折に喪失感を抱いた青年が加わっているだけなのだ。
ヨーロッパのキリスト教徒は、プロテスタントVSカトリック、カトリックVSオーソドクスの間で、血で血を洗うような宗教戦争を繰り返してきた。
イスラームの教義では、宗教戦争は禁止されている。
コーランを引用する。「宗教に強制があってはならない」「迫害は殺人よりも悪い」
「迫害に対してはジハードで闘う」が、迫害が無い以上、他宗教、他宗派の者に暴力を振るう事
は厳禁されている。
イスラームは、信仰の自由を認める宗教である。
それに引き換え、仏教徒、ヒンドゥー教徒は、ひどいものである。
タイの仏教徒による残虐なイスラーム迫害を見よ。
スリランカにおける仏教徒VSヒンドゥー教徒の殺し合いを見よ。
現在のインドにおけるヒンドゥー教徒によるムスリム大量虐殺の事実を見よ。
イスラームでは、スンニー派もシーア派も、相手を「異端者」とは絶対に呼ばない。
お互いに、相手の考え方は、誤っていると言っているだけである。
「誤り」と「異端」とは、イスラームにおいては、区別されているのである。
イラン大統領の側近は、大統領から、10mしか離れていない場所で、私に、こう言った「スンニー派もシーア派も同じ神を信じる兄弟です」。
ウソだと思ったら、イランの大統領に会って聞いてみよ。
イラクにおける宗派間のテロの過半数は、アメリカのCIAが、ムスリムの仕業を装って実行している謀略テロである。
ムスリム同士の憎悪を煽り、ムスリム同士の「内ゲバ」をやらせ、ムスリムの反帝国主義闘争を
破壊するのが、アメリカの目的である。
あるパキスタン人が、私にこう言った。
「自爆テロ等、イスラーム世界には、CIAの手先から武器を渡されれば、やる者など、いくらでもいる。
彼等は、イスラームの教義を理解していない者だ。
パキスタンでは、パキスタンの公用語であるウルドゥー語さえ読めない文盲の人間が過半数を占める。
コーランは、ウルドゥー語に翻訳されており、文字が読める者なら、誰でも理解できるのだが、
文字が全く読めない人間が過半数を占めるパキスタンでは、イスラームの教義が全く理解できな
い人間が過半数を占めている」
日本人は、イスラーム世界の人間の過半数が、文盲である事を知らなければならない。
コーランは、全世界の言語に翻訳されている。
私は、中国語、フランス語、英語、アラビア語のコーランを所有している。
しかし、自国語の文字が読めなければコーランが読めるはずがない。
1965年、CIAが、ブラック・ムスリム内の「内ゲバ」を装ってマルコムXを暗殺した事を想起せよ。
アメリカ映画『マルコムX』を観てみよ。
日本で、CIAに指南された日本の秘密警察が、左翼間「内ゲバ」を装って実行した多数の暗殺事件を思い起こせ。
「内ゲバ」を装ったテロ、これは、アメリカ国内、日本、イスラーム世界、ラテン・アメリカ等、
全世界で、CIAが実行している事である。
CIAの「やり口」は、全世界で、同じである。
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