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2014年10月06日20:24

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【旅行記】2014.9: -イラン-

ツアーで行った事もあり、今回は一気に簡単に書きます。長文。
写真はこちら
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000092517600&owner_id=3688633

【ビザ】
ツアーで行った最大の理由は女一人旅だとビザが取れないからだったのですが、頑張れば何とかなった模様。なぜなら、日本人女性の一人旅に会ったからです。話を聞くと現地の旅行会社に頼んだら、取れたみたいです。ただ、イランはアメリカの制裁でクレカ使えないので、送金に金がかかったりで色々大変だったみたい。
まー、今回は幸運にも一緒に行ってくれる人が見つかったので、総合的に見るとツアーでも大きな間違いじゃなかったかなとは思います。

【飛行機】
チュニジア以来2回目のカタール航空。ANAとのマイル提携が8月で無くなりANAカードホルダーの私、大ショック。ドーハの新空港は凄く綺麗で広くて免税店も沢山だったけど、往復ともトランジット時間が短くてほとんど見れず。
そう言えば、行きに「お客様の中にお医者様はいませんか?」に遭遇した。ほんとにあるんだ…。
ちなみに国内線はFokker100っていうオランダの倒産した飛行機メーカーのやつ。制裁で新しい飛行機買えないから、古いのをメンテしつつ使っているらしい。びっくりしたのは、禁煙ランプがあった。つまり飛行機で煙草吸えた時代の飛行機ってこと。こわぁ…。

【ガイドとツアーメンバー】
添乗員はベテランぽいうちの母位の女性、面倒見が良くていい人だった。

他の客は全部で12人、やはり全体的に高齢者が多し(最高齢80!)。若くてFANKS世代が自分以外で2名程。5つ下の同行者ちゃんが断トツで若い感じ。そして私の荷物が一番少なかった…。

現地ガイドは、ひょうきんな中年男性。バブル期に大量に出稼ぎに来日したイラン人の一人。バブル崩壊後の90年代後半に、上野公園でイラン人が偽造テレカを売ってるという噂を聞いた人もいるかと思う(私もJKの時にそんな話を聞いた)。しかし、ものすご〜くいい人だった。こういうツアーに参加するの3回目だけど、今までで一番良いガイドだった。愛知県に7年も潜伏してて、日本語もちろんばっちり。観光地の説明以外にも色々な話をしてくれた。

【食事】
バックパッカーの間ではメシマズの噂があるイランですが、ツアーの食事は普通に美味しかったです。ケバブとかの肉類以外にも、意外にも野菜が多かったのは嬉しかった。あと毎回ヨーグルトがあるのも良かった。
ただ、あまり外食する習慣が無いのか街中にレストランは少なく、あってもファーストフードがほとんど。なので、個人で来たら食事の面では苦労したかも。
ちなみにアルコールはNG。経験上こういう国でも外国人が泊まるホテルのバーでは飲めたりする事がほとんどなんだけど、イランはそれも無し。でもガイドは闇でウィスキー買ってたw。あと自宅でワイン密造してるって。実際、隠れて飲酒してる人は多い模様。
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【イスラム】
イスラム教国は色々行ってきましたが、一番厳しい。女は常にスカーフで髪隠してなきゃダメ。インドネシアで100円で買った被るタイプのスカーフが、大活躍。服装も女は体の線が隠れる感じ。でも現地の女性見てると、凄くお洒落。盛り髪みたいにしてスカーフひっかけたり。若い人はレギンス履いてる人もいました。黒ずくめの人は女性の半分位か、もっと少ない位。
ちなみに女性はびっくりする位美人揃い。サヘル・ローズが美人だなーと思ってたら、サヘルみたいのそこらじゅうにいたし。ガイドも「サヘルサンハ、フツーデスヨ」だって。
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あとこれはあくまでガイドの話からと自分の印象なんだけど、イラン人の半分位は「敬虔なイスラム教徒のフリ」をしてるんじゃないかって思った。79年の革命前はミニスカOKだったり自由な雰囲気だったのに、今ではイスラムの戒律を守った服装・習慣に縛られている。隠れて飲酒はするし、若い子はレギンスなんか履いちゃうし、スカーフもほとんど髪が出ている様な女性もいた。イスラムに限らず、政府の方針に抵抗してるという感じ。FBやtwitterは禁止されてるのに、規制をかいくぐってやってるし。


【気候】
暑いが乾燥してるので、日蔭は快適。個人でいつも通り歩き回ったら、きつかったと思う。


*以下は訪れた場所*

【テヘラン】

・ゴレスタン宮殿…世界遺産。宮殿内の装飾の一部に鏡が使われていて、キラキラ綺麗。
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・考古学博物館…各地の出土品を展示。くさび形文字の石碑が一番興奮したかも。
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・ガラス博物館…出土品のガラス製品を展示。正倉院展で見たのと、全く同じ形の器があった。シルクロード恐るべし。(もちろん正倉院の方が保存状態良好)
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・旧アメリカ大使館…コースには含まれてなかったんだけど、ホテルの近くだったのでガイドに頼んで連れていって貰った。映画「アルゴ」を見たので、考え深いものがあった。
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【シラーズ】
・サーディ廟…有名な詩人の墓らしい。現地人の観光客が沢山。お墓自体はシンプル。
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・エラムガーデン…世界遺産。かなり広い公園。花が沢山咲いてる時期なら綺麗だったかも。宮殿があるが、現在は大学の所有で中に入れず。インコ占いがいた。
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・キャリムハーン要塞…城壁、傾きかけてる。イランのピサの斜塔だそう。

・ハムゼ聖廟…コースには含まれてなかったんだけど、旅行ブログ見てどうしても行きたかったので、夕食前の1時間の休憩時間を使って勝手に行った。最初は徒歩で行こうと思ったが、フロントに聞いたら1時間じゃ戻ってこれないとの事だったので、タクシーを手配。一人で行ったと知られたら添乗員とガイドに怒られるので、フロントと同行者には口止め。よいこは真似しちゃだめです。
ここは素晴らしかった。鏡張りのモスク。万華鏡の中にいるみたいで、天井を眺めてると平行感覚を失う感じ。暫しぼーぜんとしてしまった。
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【ペルセポリス】
今回のお目当てペルセポリス。アケメネス朝ペルシアの遺跡です。遺跡フェチの私、テンションMAX。世界史大好きっこなのでどんな遺跡かは把握していたが、ガイドの説明で細かい所もわかったし、自由時間もあったので満足できるだけ散策できた。
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【ナグシェ・ロスタム】
同じくアケメネス朝からササーン朝にかけての歴代王のお墓。ちょっとペトラみたいな感じ。ペルセポリスもそうだけど、あんな岩山に細かな彫刻のお墓を作るなんて、技術が凄い。
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【パサルガダエ】
アケメネス朝を作ったキュロス王の都市遺跡。歴史的価値は高いものの、発掘が進んでないのか見応えには欠ける感じ。キュロス王のお墓があった。
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【ヤズド】
・沈黙の塔…ヤズドはゾロアスター教徒が多い土地。80年位前まで、鳥葬が普通に行われていた。ここは鳥葬の場所。塔と言っても小高い丘。頂上に鳥葬した穴があります。丘は2-3あり、身分で場所が分かれているそう。麓には骨になるまで遺族が待機していた、DQの砂漠の村にあるみたいな建物がいくつかあった。
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・ゾロアスター寺院…ゾロアスター教は拝火教とも呼ばれている。火を神聖視するから。寺院内には西暦470年から燃え続けているという火があった。


・金曜のモスク…青いモスク。ウズベキスタンで沢山見たやつに似てる。相変わらずタイル装飾が素晴らしい。
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*ホテルは大体ビジネスホテルみたいな所だったのだけど、ヤズドのホテルは素晴らしかった。伝統建築風で、部屋も広くて綺麗。
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そう言えば、今回は1度もアザーンで早朝に起こされる様な事は無かったなあ。

【キャラバンサライ】
ヤズドからイスファハンの移動途中に寄った。キャラバンサライを見るのはウズベキスタン・トルコに続き3か所目だが、何処も大体同じ造りなのは興味深い。ついでにカナートも見学。地理でやったね…。
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【イスファハン】

・ハージュ橋&スィー・オ・セ橋…17世紀位に造られた橋。同じような造り。どっちか忘れたが、たもとに跨ると結婚できるというライオン像があった。
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・チェヘル・ソトゥーン宮殿…別名40柱宮殿。池に反射して写る様子が美しい。ここで中国人の団体に遭遇した。ヨーロピアンの団体は沢山遭遇したが、中国人は1組しか遭遇せず。
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・金曜のモスク…青を基調としたタイルが綺麗なモスク

・ヴァーンク教会…アルメニア教会。教会内部には「最後の審判」等の『旧約聖書』に登場する場面の絵があり、見ごたえがある。あと小さな博物館もあった。しかしアルメニア教会って、世界中にあるなあ…この前行ったバングラデシュにもあった。
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・アーリー・ガープー宮殿…イマーム広場にあるサファヴィー朝の王と外国の使節の謁見に使われた宮殿。
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・シェイク・ロトフォラー・モスク…イマーム広場にある同じく青を基調としたタイルが綺麗なモスク。今まで見たこの手のモスクでは一番凄かった。
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・イマーム広場…サマルカンドの青の広場みたいなのかなと思ってたら、全然スケールが違った。宮殿やモスク、バザールに囲まれたかなり広い広場。
夜はライトアップで幻想的。ここで1時間半位の自由時間があって、いつもの自分の旅に一瞬だけ戻れたようでノビノビ。
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【アブヤネ村】
ゾロアスター教徒の古い村。勾配の急な山の裾野に、赤茶けた色の家々が犇めくように建っている。村の至る所に澄んだ水が流れる用水路があるのが印象的だった。この村の女性は薔薇模様のスカーフを伝統的に身に着けているが、観光客慣れしており写真撮ろうとすると面倒な事になりそうなので、盗撮w。
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【フィン庭園】
カーシャーンという薔薇で有名な街にある世界遺産の庭。小さいながらもプールや噴水との調和が美しい。庭園内にハマムがあり、昔、宰相が暗殺されたとか。なんか、スペインのコルトバでも宰相が暗殺されたっていうハマムがあったような(汗)。ハマムで暗殺ってイスラム世界でよくあるのかしら。


んーこの位かな。
今回珍しくツアーだったのだけど、いやー楽ですね!自分でうーうーいいながら都市間を移動したり名所を探さなくてもいいし、ゴキが這いずる安宿に泊まらなくてもいいし、ヘタな英語やボディランゲージで必死に意思疎通する必要もないし。

でもね…

自分で街を歩かないと、その国の公共交通機関を使ってみないと、地元の人たちが利用する食堂で食べてみないと、現地の人と交流しないと見えてこない事って沢山あると思うのです。

私が個人旅行してる理由って、友達少なくてツアーに一人だとお金かかるから、個人の方が工夫次第で安く周れるからってのが大きな理由なのですが、
次点で今書いたように個人の方がその国の本質が見えやすいように思うからなのです。あと自分の見たい所に行けない・食べたいものが食べれないってのも大きいですね。

でもまあ、今回の様に目的地次第ではツアーでないと行きにくいケースもあるので、基本バックパッカー・ごくまれにツアーって感じで行こうと思ってます。



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