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2013年10月12日20:39

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北朝鮮工作船展示館

昨日、知人の案内で横浜の赤レンガパークに隣接する
海上保安資料館 横浜館(工作船展示館)に行ってきた。
http://www.kaiho.mlit.go.jp/03kanku/kouhou/jcgm_yokohama/


2001年(平成13年)12月22日に東シナ海で発生した不審船追跡事件については
「北朝鮮工作船」「九州南西海域工作船事件」などのキーワードで検索すれば
あらましがわかる。

海上保安庁が不審船を追跡し、拿捕しようとしたものの
激しい銃撃戦となり、最終的に不審船が自爆自沈した事件である。



引き上げられ、展示されている工作船を間近に見た時の
胸の奥がひんやりとざわつく感覚は忘れがたい。


生々しい被弾の後が残る錆ついた船体。
弾痕は船尾のエンジン部分に集中している。

案内してくれた知人が船体を見渡せる位置で指し示す。

「ほら。弾痕は喫水線から下にはほとんどないでしょう?
日本側が船を沈めようとしたのではなく、
あくまでも人命を尊重し、拿捕しようと動いたのがよくわかる。
ほとんどの弾痕が船尾に集中しているのも同じ理由です。
日本側が何をしようとしたか、遺された船体を見れば一目瞭然です」


なにより衝撃的だったのは
工作船の船底に並んだ4基のスクリューと
工作船に積まれていた小型工作船の3基のスクリュー。
小型工作船のスクリューはボルボ社製だった。

船の横幅一杯にスクリューが並ぶ異様な船底。
それは「工作船」などではなく、小型ながら紛れもない【戦闘艇】の姿だった。



「工作船」という呼称が覆い隠してしまった現実。



北朝鮮は戦争をしているのだ。



まぎれもなく、彼らは戦時下にいるのだ。



工作船乗組員は海保に向けてロケットランチャーまで発射し、
逃れがたいと悟った時点で自爆する道を選んだ。
自爆については、敵ながら天晴れという他はない。
船内で見つかった板きれには、党を褒め称え、忠誠を誓う「落書き」があった。
知人は「おそらく自爆を前に書いたものでしょう」と言った。

「自爆自沈した小型戦闘艇」という現実を目の当たりにしたとき
北朝鮮おきまりの口上を「無慈悲なチャーハン」と揶揄する気分は消え失せた。




彼らは戦争をしている。


日本は何をしている?



おりしも、隣接する赤レンガパークではオクトーバーフェストが開かれている。
時間が許せば、ビールを飲む前にこのひんやりする現実に触れてみてほしい。



(参考)
2003年、お台場で展示された同工作船 について豊富な写真と共に紹介したサイト
【北朝鮮工作船 (不審船)】
http://homepage3.nifty.com/tompei/NorthKoreaShip.htm


■韓国で増える「偽装脱北」…実は北朝鮮のスパイ
(読売新聞 - 10月11日 19:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2610968
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