変わった夢を見た。
そして鮮明に覚えているのも久しぶりだ。
家族みんながまだ高知で住んでいる時代設定だ。
年齢はおそらく30歳前で子供らはまだいない。
年下の昔から仲が良い女の子、しほちゃん(仮名)と、東京でばったり会い、ながれで一緒に泊まることに。
ホテルは1つの部屋だったが、ツインの部屋をとり別々に寝た。
ホテルで殺人事件が起きる。
私はその日の夢の中で、吸血鬼のような人に襲われかけて
『ん?おまえは…?』
などと、言われて襲われなかった。
まさか、それが夢ではなくて現実だったのだろうか?
などと考える。
朝、彼女はもういなかった。
何からの理由があって、先に出たのだろうと、あまり気にもとめていなかった。
偶然、高知に帰る新幹線で彼女を見かけた。
男女20人くらいのグループだったので、声をかけずに、1つ後ろの車両に座った。
列車に乗って1時間くらいしたら、彼女の方が僕に気が付いて、かけよってきた。
『昨日は一緒に寝たかったのにな……』
などと、意味深な事を言いながら、微笑んでから、前の車両に戻っていった。
私はそれから眠ってしまった。
起きると、次は高知の実家だった。
なぜか派手な格好をした父親がテンション高めに私に話しかけてきた。
全く違う人間のようだ。
その夜、また同じような夢を見た。
次は、吸血鬼が私を襲ってきた。
そこに父親が助けるように割って入ってきた。
しかし、父親にも牙がある。
騒動が終わると父親が私にこう言った。
『私は吸血鬼だ。お前の弟、妹も、そうだ。』
私は悲しくなった。
そして
『なんで、俺も吸血鬼じゃないの?』と父に尋ねた。
母親は普通に人間で、たまたま、お前だけ吸血鬼じゃなかった。
と、そういった。
父の話のよると、全人間の内、5%程度は吸血鬼であるそうだ。
そして、しほちゃんの家族も皆、吸血鬼だという。
それに何の意味があるのか、私の存在意義は何であるのか?
どうせなら、最悪の存在であったとしても圧倒的に有利な化け物の方がよかった。
などと考えていたら、夢から覚めた。
別にホラー映画など見た訳ではないのに、変な夢だった。
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