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2006年07月26日23:59

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セミに関するくだらない考察

セミが鳴いていますねえ。近畿地方はまだ梅雨が明けていないはずなのに、もうセミが五月蝿く鳴いているというのは一体どういうフリーメーソンの陰謀でしょうか。

ところで、セミは7年間土中に暮らし、地上に出て羽化して1週間を鳴いてすごし、交尾して卵を産んで死ぬという。
ということは、今鳴いているセミたちの子供たちは、これからまた次に日の目を見るの7年後まで土の中で息を潜めているというわけだ。そして羽化しして交尾をし、さらにその子供たちは今から14年後に樹上で鳴くのだ。
今年のセミは来年のセミとは交尾しない。去年のセミは今年のセミが鳴く頃にはもういない。今年のセミは今年のセミとしか交わらず、7年経って次の世代になっても、交わる相手は今年のセミの子供たちだけに限られるのだ。

仮に今年のセミたちを「A群」と名づけよう。以降一年毎にB群、C群・・・と名づける。
A群からG群までのセミ集団が、7年周期で1年毎に交代で地上に出て卵を産むわけだ。
交尾が可能な時期が7年周期で1年毎に各群に訪れるのだから、それぞれの群のセミは他の群のセミと混血することはありえない。
A群のセミはA群の子孫だけを作り、B群のセミはB群の血を守り続けることとなる。

ところで、このセミたちはそれぞれ勝手に進化したりはしないのだろうか。

毎年毎年地上に出てくるセミどもは、飽きることもなく同じ姿で羽化し、同じ声で鳴き、同じように死んでいく。
それぞれの群の血が混ざり合うことなく受け継がれていく中で、ある群のセミだけ他の群とは違う特徴を発現したりはしないのだろうか。
他の年のセミと比較して、E群のセミだけ微妙に翅が大きいとか、F群のセミだけ何故か声の周波数が違うとかならないのだろうか。
この50年間でC群のセミが地上に出る年は毎回気温が異常に高く、その結果C群のセミは他の群のセミよりも気門や気道が発達し、体表面積も大きく、熱を外に逃がす機能が進化している・・・とか面白いではないか。

と、ここまで考えてまた新たな疑問が発生した。
7年周期で卵を産むセミ。他の生命体からセミへと進化した時、どうやって7年間にわたって毎年夏に7年周期のサイクルを開始したのか?

A群の祖先はA群でしかありえない。B群の祖先もまたB群である。
最初にセミの始祖として現れたセミ(便宜上これをプロトタイプ・セミと呼称する)たちが卵を産み、その卵は7年間を土中ですごす。プロトタイプの子供たちが地上に出るまでの7年間は、セミの存在がなかったはずだ。プロトタイプをA群とするならば、B〜G群までは生まれ出ずることはない。セミは7年に一度大量発生する生物として珍しがられ、ニュース番組の気象情報でも「今年はセミの発生年ですね」とか「前回のセミからもう7年ですか、光陰矢の如しとはよく言ったものです」というお天気キャスターの言葉が7年に一度聞かれるはずではないのか。

仕事しながらそんな事ばかり考えていた日。最終的に2つの仮説に辿り着く。
仮説1:セミの前段階の生物が毎年次から次へとセミに進化した。プロトタイプは7年以上にわたって毎年生まれていた。
仮説2:セミ黎明期において、セミの寿命は7年に固定されてはいなかった。5年や6年周期のセミもいれば、8年、9年周期のセミもいた。これらの様々な周期を持つセミたちは毎年同種族別周期同士での混血を繰り返し、種族ごとの生態が定着した後に、7年以外の周期のセミは淘汰され、セミにとって最も効率の良かった7年サイクルがセミのスタンダードとして主流になる。

・・・私としては仮説2を押したいのですがさてどなのでしょう。誰かセミの生態や昆虫の進化について詳しい人はいませんか?
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