ホームページのシラバスが参考になる、というのは目から鱗でした。
米国製エリートは本当にすごいのか?
2011年7月21日 第1刷発行
2011年8月5日 第2刷発行
著 者 佐々木紀彦
発行者 柴生田晴四
発行所 東洋経済新報社
ISBN978−4−492−22313−0
目 次
はじめに−なぜ今、米国製エリートに注目するのか
【第1章】米国の一流大学は本当にすごいのか?
二回目のスタンフォードは別物だった
SATやGREの数字は日本の中学校レベル
大学・修士レベルでは「成績が悪いと退学」というのは神話
サンデル教授のような授業は例外
一兆円を超える寄付基金
年収五〇〇万円以下は学費タダ
平均以上の知的エリートをつくる教育システム
最低でも四八〇冊の本を読まされる学部生
一分もムダにしない時間管理術を身につけざるを得ない
手をつないでいる男女が少ない
【第2章】世界から集うエリート学生の生態
経営者、政治家は学歴集めが趣味?
一流大学卒でも就職は容易ではない
若いときは民主党、金持ちになると共和党
韓国人留学生のたくましさと母国の切実な事情
OECD諸国で一番働くのは、韓国人
韓国人留学生がつるむ理由、日本人留学生がつるまなくなった理由
本音トークがしやすい中国人留学生
中国という国家と中国人は違う
「空気を読まない」のが中国人のよさ
【第3章】経済・ビジネス−資本主義への愛と妄信
経済学を学ぶ三つのワケ
いずこも寄らば大樹の陰−就職は人気業界へ集中
現場感覚に乏しい一方、抽象的な物事を考える能力は高い
「公務員? バカ者。なぜ金融で稼がない」
米国人はなぜ金が好きなのか
福沢諭吉とホリエモンの嘆き
科学が生んだ中国の「拝金主義」
リスク感覚が違いすぎる日米の学生
保証があるから、挑戦できる
米国も昔は年功序列だった
米国復活をもたらしたもの
雇用の流動化は少子化の解消にも役立つ
年功序列は日本の伝統ではない
ジャーナリストがサラリーマンを卒業するとき
【第4章】歴史−歴史が浅いからこそ、歴史にこだわる
歴史の浅い国のエリートはなぜ歴史を学ぶのか
歴史を学ぶと、「今」を的確に理解できる
北部カルチャーVS南部カルチャー
米国は「世界で最も大きな島国」?
国土が広いから、貧困層と金持ちを分離できる
一番の歴史好きは“最悪評価の”ブッシュ
未来を読むための三つのポイント
保守派の愛国心、リベラル派の愛国心
歴史への誇りが生む米国の驕り
厄介なリベラルバイアス−弱い側に立つ“絶対”主義
リベラル思想は「バカの壁」−どう対応するか?
慰安婦問題の教訓
原爆がなければ、日本は降伏しなかったのか?
日本人は、歴史を語る作法を学ぶべき
過ちを修正し教訓を継承する米国の底力
マクナマラが残した一一の教訓
【第5章】国際政治・インテリジェンス−世界一視野の広い引きこもり
ガラパゴスの本家−日本人より内向きな米国人
日本の五〇倍のインテリジェンス予算
もしも国際社会がひとつの学級だったら
エリートの世界観−マッチョなリアリストVS紳士なリベラリスト
経済依存が高まっても、戦争はなくならない
池田勇人は経済だけの人ではなかった
国の力はどう決まるのか?
米国は巨人、日本はソフトバンク
各自GDPは抜かれたが、日本と中国はいい勝負
日本の国土は狭い。でも、海はでかい
米国は昔から中国に甘い
「封じ込め派」と「融和派」の見極め方
金に釣られる、米国の外交エリートと学者たち
またも中国に期待を裏切られた米国
軍事パワーバランスを確保せよ
米国式思考の落とし穴
日本占領とイラク占領をなぞらえる愚
【第6章】日本人とエリートの未来
留学生が減るのも無理はない
西欧圏の人々は「留学生が少ない」と嘆かない
今なら留学は、五〇〇万円おトク
目指すのは非ネイティブの英語力
英語の総合力を高めるのは暗記と音読
日本人は本当に「読み書き」ができるのか?
「個人知」「集団知」を高める技術が必要
“一流の頭でっかち”になる方法
知力とは、よき対話相手をもつこと
バランスのよい米国観を
明るいリアリストこそが、愛国者
おわりに−現場にも戦略にも強い、日本オリジナルのエリートを
巻末注
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