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2011年07月18日23:24

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旅行記:2011.7― セブシティ観光―

-遠い南の島で私は今風を感じてる-
                LEGEND OF WIND/trf

ホテルがあるのはセブ島本島ではなく、マクタン島という島である。観光客が泊まるようなリゾートホテルは、ほとんどこのマクタン島にある。この日は1日使って、本島にあるセブシティを観光した。
フィリピンは旧スペインの植民地である。セブシティは1500年代にフィリピン全土の中で植民地としての開発が最初に行われた地という事もあり、多少その名残が残されている。 マクタン島からセブシティへは、タクシーで1時間弱。最初はジプニーと呼ばれる乗り合いバスで行く事を検討したのだが、とても観光客が乗りこなせるシロモノではないらしい。例によってタクシー運転手が「1日貸し切りで観光をしないか?」としつこく提案して来たが、「我々は北京から来た中国人じゃ!」と言った瞬間、静かになった。どうやら中国語と日本語の聞き分けも出来ないらしい。ちなみにフィリピンでは一応英語が公用語ではあるが、皆が皆、ペラペラだという印象は受けなかった。日常会話はカタログ語。感覚としては、日常会話は中国語だが英語も公用語である香港に近い。貧富の差が激しい国なので、個人の教育レベルにも寄るのかも。訛りは強いが、総じて比較的聞き取り易い英語を話すので、だいぶ助かった。

セブシティに到着、まずマゼランクロス。マゼランクロスはその名の通り、世界一周で知られるポルトガルの冒険家・マゼランが1521年にキリスト教布教の象徴として建てた巨大な十字架。蛇足だが実際に世界一周したのはマゼラン自身ではなく、彼が率いていた船団である。マゼラン自身はここセブ島で、ラプラプという現地民族の首長の反乱に合い殺害されている。祠の中に十字架が建てられていて、祠の天井にはこの十字架が建てられた経緯(?)を示す絵画が描かれている。ちなみに後から知った事だが、十字架自体は木製のカバーで覆われていて、外から本物を観る事は出来ない。アレはカバーだったのか…どうりで1500年代の物としては状態がいいと思った。
次に歩いてすぐのサント・ニーニョ教会へ。フィリピン最古の教会の一つで、マゼランがセブの女王に送ったサント・ニーニョ像(幼子キリスト像)が収められている。天井のフレスコ画が美しい、スペインによって建てられた教会である。スペインの面影を探そうとするのであれば、祭壇の形状であると思う。縦長の長方形の木板に聖人が彫り混まれたものを連ねた祭壇は、半年前に訪れたスペイン・アンダルシア地方はセビリアの大聖堂を思わせる。もっとも、セビリアのそれは全て黄金であったが。
教会から海に向かって歩けば、サンペドロ要塞が見えてくる。スペイン統治時代の1738年、イスラムの海賊からの防衛の為に造られた要塞で、第二次世界大戦中には日本軍の捕虜収容所として使われた。ゴツゴツした岩で造られた堅固な要塞で、砲台の跡も残されている。内部には芝生の庭と、小さな博物館になっているスペイン風の建家。マカオでもこの様な要塞を見た気がする。従業員らしき若者が、庭に実っているフルーツを取って観光客に配っていた。私も一つ貰ったが、全く食べた事の無い食感と味…なんだろう、コレ(汗)。
そしてまた少し歩いてカルボン・マーケットへ。野菜や果物等を売る店舗が軒を連ねる、庶民的な市場。適当に散策をしたが、マンゴーやバナナ、ドリアン等のトロピカルフルーツがたくさん。
最後にシューマート(SM)へ。ここは半分がモールで半分がデパートという、東南アジアによくあるタイプの巨大ショッピングビルである。まず、少し遅いランチ。 Pansitという焼きそばとライスと春巻のコンボを頼んだ。春巻は日本の春巻とよく似ていて、食べやすい。だが Pansitはちょっと味が濃かった。ライスと食べて丁度いい位。そしてデザートはハロハロ。日本では「ミニストップ」でお馴染みのデザートだが、本場はここフィリピン。フルーツやゼリーが入ったかき氷の上に紅芋のアイスクリームがのっていて、すごく美味しい。その後、ショッピング。ドライマンゴー大量やら籠バック、石鹸等を購入。
タクシーで一旦ホテルに戻り、まだ日が照っていたのでホテルのプールで遊んだ。何故か韓国人がたくさん。セブでは日本人も見かけるには見かけたが、圧倒的に韓国人観光客が多かった。ちなみに私は水着を持っていなかったので、今回の為にわざわざ購入した。「しまむら」で3900円もしたのだ。その後部屋で少し休んでから、明日のアイランドピクニックを手配しに、近くのホテルにある旅行会社に向かう。と、その道すがら業者らしき男(片言の日本語を話す)に出会い、流れでうっかりその男にアイランドピクニックを頼んでしまった。しまった…悪い男には思えなかったが、他国の例を考えるとあまり良い流れではない。これが凶と出るか吉と出るかは明日になってみないとわからない…。どうも今回はバックパッカーの旅ではないせいか、気持が揺るんでいる。
まあ、いい。とりあえず夕飯を食べに行く事にする。ホテルの周りには何もないので、トライシクルと呼ばれる乗り物でレストランに向かう。この様な乗り物はアジア各地に存在するが、今回はバイクの横に客車が付いているタイプ。人気レストラン「マリバコグリル」に到着。オープンエアの、南国の雰囲気漂うフィリピン料理レストランだ。シニガンという甘酸っぱいスープ(美味しかった)と、パイナップルライス、地ビールのサンミゲルとデザートで2人で1000円ちょっとだったかな。しかしパイナップルライスはとんでもない量だった。私もしのぶも比較的食べる方だが、それでも少し残してしまった。
時間がまだ早かったので、マッサージに行く事にする。タクシーで15分程のラプラプシティにあるタイマッサージ屋。このラプラプシティという名前は、先に述べたマゼランを殺した現地の英雄にちなんだものだろう。このマッサージ屋、なんと1時間300円程というバンコクのカオサンロード並の価格。2時間頼んだが、技術も本場タイと遜色無い。もっとホテルの近くにあればいいのに。
こうして夜は更けて行った。


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