実は私絵描きという仕事柄
色々な芸能、芸術に関心がありまして
絵の世界ですと、水墨画の雪舟や伊藤若冲、
能の世阿弥、侘び茶の利休や枯山水も好きです。
ちょっと芸能からはずれますが武道や老子や荘子も好きなんです。
何が言いたいかといいますと実は上に挙げたの全て
禅、そして仏教と深いかかわりがあるのです。
雪舟にしても、若冲にしても能や侘び茶、武道にしても
その表現の根底には仏教があると思ったのです。
これに気付いた私はまだ22.3才のころでしたが
仏教に興味を持ち始めました。
それから四年ほどたった平成十八年。
夜、何気なく新聞に視線を落としますとそこには
「新潟のお寺が後継住職を公募」という記事が載っていました。
この瞬間は忘れられませんが記事が「どーん!!」って
目に飛び込んできたのです。いや、マジなんです。
心臓はものすごいドキドキ。
その時直感で
「ちょっと待ってくれよ俺この世界に進まなきゃいけないんじゃないだろうな 」
なんてその時思ったのです。
(当時)二十七年間生きてきて仏教芸術や教義に興味はあっても
お寺の世界に進むだろうなんて考えたことも
無かった私でしたのでまさに衝撃。
「今まで描いてきた事やってきた事はどうなるんだ」
「今までが無駄にならないか?」などと葛藤があったりして
十日ほど悩みましたが、
目に記事が飛び込んできた時の衝撃は忘れられず
やらずに後悔するよりやって後悔するほうがマシといいますから
「まあとりあえずやるだけやってみよう、合格するかどうかも
わからないし」と迷いを抱えながらですが応募しようと決意したのです。
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