今日の夜ごはんは、ワルン(食堂みたいなとこ)で買ってお持ち帰りにした。
ベベック・ゴレン(アヒル揚げ)とグレ・カンビン(ヤギのスープ)を注文した。
家に帰り着いてみると袋にはベベック・ゴレンしか入っていない……。
そこで、面倒臭いけど、もう一度そのワルンに行った。
『さっきグレ・カンビンも頼んだけど、注文通ってなかった?』
と聞くと
『ああ、グレもいるの?』
と聞き返された。
私は最初の注文の時に、1人だけではなく2人の従業員に確実にグレ・カンビンも注文したので、100%私の落ち度はない。
ただ、私はここで思った。
一瞬ハラは立ったけど、ここで怒って何になるのだろうか?
怒ったら何が変わるのだろうか?
自分の腹立たしい気持ちを相手に伝えるという行為がそんなに大事なのだろうかと。
わずか3秒程度の間に色んな事が頭の中でグチャグチャと交錯した。
そして3秒悩んだ結局、ここの店はしょっちゅう行く店だし、注文ミス程度で目くじらを立てる必要もあるまいという判断になった。
私はにっこり笑って
『さっき注文し忘れていたけど、ここのグレ・カンビンはおいしいから、また買いに戻ってきたよ。』
と言った。
そこの女将さんはニコっと笑って『ありがとう♪』と言ってくれた。
うん、これで十分じゃないか??
何で人間というのは自分がムカついた気持ちを相手に伝えないと気が済まないんだろう。
程度にもよるが、私はそんな呪縛からはもう脱出したようだ。
なんか晴れ晴れしい心になった。
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