▼コミュニティーの説明▼
デジカメ・一眼レフ、そんな物、必要ありません!
基本は「写ルンです」、これがあれば充分です!
と、言う人が集う会です。
【簡単な自己紹介・・・】
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なんて、まぁ、しなくていいんですけどw
●レンズ付きフィルム●
(通称「使い捨てカメラ」、「使いきりカメラ」)は、フィルム交換をしない事を前提とした軽便なカメラである。
フィルムをあらかじめ装填された状態で販売され、撮影終了後は分解することなく現像所に委託されるシステムである。筐体は組立式で、使用後は現像所経由でメーカーに回収され、分解してリユース/リサイクルされている。ユーザーには現像後、ネガフィルムだけが返却されるようになっている(大半のユーザは現像と紙焼をセットした「同時プリント」で依頼するため実質的にはプリントされた写真も返ってくるが)。
発売当初や一般的には、「使い捨てカメラ」と呼ばれていたが、カメラとしてではなく、あくまでレンズのついたフィルムとして販売していること(「カメラ」とした場合、現像後に客から返却を求められる可能性があるため)、また使用済み筐体の再生利用が図られている事情から、メーカー側では「レンズ付きフィルム」と呼んでいる。
時折インスタントカメラと呼ばれることがあるが、これは「インスタント」を「即席」ではなく「簡易」と誤った解釈をしたことによる誤用である。本来はポラロイドカメラや富士フイルムの「フォトラマ」、「チェキ」等その場で紙焼写真が出来上がるカメラ方式のことを指す。
カメラとしてはごく単純な固定焦点式がほとんどで、シャッタースピードも固定されている。露出調整は高感度でラティチュードの広いネガフィルムに頼り、絞りもあらかじめ絞られて(F11〜16程度)パンフォーカスによりピント調節を省略している。簡素な機構ではあるが、大衆ユーザーのスナップ写真程度の撮影であれば必要十分な画質を得られるように設計されている。
●歴史●
1986年に富士写真フイルムが「写ルンです」(うつるんです)を発売したのが最初である。初期モデルは「110判」と呼ばれるフィルム規格を採用、ISO100の24枚撮り一種類だったが後に画質の向上を狙って現在の主流である35ミリフィルムのISO400に仕様変更される。
ISO400以上の高感度フィルムは、従来ポピュラーだったISO100クラスのフィルムに比べ、シャッタースピードを速くできるが、画質の荒い傾向があった。しかし1980年代には技術・品質の向上により、画質のザラツキ感がさほど感じられないようになった。これによって、焦点固定・シャッター速度固定のカメラでも、手ぶれや露光不足などの問題を伴わずに満足しうる質の写真を撮影できるようになった。
また同じ頃、プラスチックレンズの品質が向上し、低コストで量産できるようになった。
「写ルンです」はこれらの技術向上に着目して発案された一種のニッチ商品であったが、観光地など出先で買い求めて即座に撮影できる手軽さが消費者に好評を得てヒット作となり、急速に普及した。
その成功に伴い、コニカやコダックなどの競合フィルムメーカーがこの分野に参入し、他にも松下電器産業(乾電池を除いてコニカ、後に富士写真フイルムのOEM)など家電メーカー等の参入が見られたが、2005年時点ではフィルムメーカーの製品がほとんどである。
その後、望遠、ストロボ付き、パノラマ撮影仕様、セピア調撮影仕様、キャラクターものなど、付加機能が付いたものが続々と発売された。特にストロボ装置は、固定焦点カメラが不得意な光量不足の状況において、非常に有効な対策となったことから、レンズ付きフィルムにおける標準的な装備品となった。
また、新型フィルムのAPSが登場し、レンズ付きフィルムに導入されたことで、小型化も進んだ。
その手軽さから、高校生を中心に自分撮りが流行り、超広角レンズと前面にミラーを配置して自分撮りのしやすいものも登場した。
近年では、より高感度(ISO800〜1600)なフィルムを使用して夜景を綺麗に写せるもの、光センサーを搭載して自動で絞りを調節するものなどが登場している。
●リサイクル●
ほとんどの部品は分解のうえ点検・再利用するなどの手法でリサイクルされる。
一時期メーカーとは無関係の企業によって使用後の製品にフィルムを再装填した商品がディスカウント店などで市販されていたこともあるが、メーカー側が構造部品の接合部を壊れやすくするなど対策を施したため最近はほとんど見られなくなった。
またストロボ電源として内蔵されるアルカリ乾電池についても、ストロボの使用回数から消耗度が少ないため再利用が図られ、障害者支援の一環として梱包を委託したものを、リサイクル乾電池として販売しているケースもある。
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