玄海原子力発電所は佐賀県東松浦郡玄海町にある九州電力の原子力発電所。
3号機を対象にプルサーマル計画を実施している。
敷地面積は約87万平方メートル。
見学・PR施設として「玄海エネルギーパーク」が設置されている。
過去の主なトラブル
・1998年7月18日 - 1号機で定格出力運転中、復水器細管漏洩により出力低下。
・1998年1月20日 - 3号機定期検査中、燃料集合体シッピング検査の結果、1体に漏洩を発見。
・1999年3月31日 - 2号機定期検査中、蒸気発生器伝熱管の渦流探傷検査の結果、管板拡管部に有意な信号指示を発見。
・2008年6月20日 - 4号機の冷却水圧に異常を検知したため自動停止。
・2010年12月9日 - 3号機の1次冷却水のヨウ素濃度がこれまでの平均値の4倍に上昇。燃料棒に穴が生じ放射性物質の漏洩が確認される。同年12月11日より第13回定期検査を前倒して実施し、現在まで3号機検査停止中
(以上wikiより)
井野博満 東京大学名誉教授によると
「原子炉は老朽化するにつれ、圧力容器が中性子線によって脆化=劣化していきます。すると、ある条件に陥った場合に、容器がバリン、と割れてしまう危険性があるのです。
圧力容器の破壊は、原発にとって究極の大事故と言うべきものです。圧力容器が割れたら核反応の暴走を防ぐ手立てはほとんどなくなります。原子炉が、福島第一原発でも起きなかったような大爆発を起こすのです。その危険が、いま玄海原発に迫っています」
また小林圭二 元京都大学原子炉実験所講師は、こう語る。
「原子炉の脆性破壊は、いまだかつて世界が経験したことがない、巨大な事故になります。福島第一の事故は深刻ですが、それでも放射性物質の九割は圧力容器内に残っていると思われます。
しかし、脆性破壊で爆発が起きれば、圧力容器は空になり、ほぼ全ての放射性物質が放出されてしまいます。被害は玄海原発がある九州だけでなく、東は大阪にまで及ぶでしょう。大阪は現在の福島県の一部のように、避難区域になって住めなくなります。しかも、事故の進展が早いので、退避することも難しい。
さらに、被害は中国など近隣のアジア諸国はもちろん、欧米にまで及ぶことになるでしょう」
ちょっと待って。
「大阪は現在の福島県の一部のように、避難区域になって住めなくなります」ってことは、九州から大阪に住んでいる人はどうなっちゃうの?
さらに玄海が事故を起こせば、日本海側まで暖流にのって汚染されてしまいます。日本の魚は食べられなくなる?
そんな危険な玄海原発、二号機、三号機は検査中止中ですが、最も危険性が指摘されている老朽化した一号機は現在も運転稼動中です。
いったいどうして? なぜこんなに危険な原発を??
6/26、経済産業省主催の
県民説明会が地元佐賀のケーブルTVとU-streamで中継されました。
ただ、県民説明会と言いながら、国が選定した県民5〜7人のみ参加でケーブルTV視聴者かネット環境にある市民にしか公開されない、公開性でも公平性でも問題があるとして、地元のプルサーマル裁判の会代表は参加依頼を辞退しました。
しかし参加者からも「納得できない」という意見が続出。国が選んだ人からすら、こうした声があがるほど。
どうしてこういう手を使ってまで玄海原発を運転しようとするのでしょうか?
管理人もあまり知識を持ち合わせておりませんが、世界を、日本を、九州を、人間を愛する者として放っておく訳にはいきません。
一人一人が考えて、本当に豊かな未来を創造するための知恵や意見を出し合える場所にしていきたいと思います。
もちろん時には多少カゲキな言論もOK!
基本的に玄海原発に反対されるという点で一致できれば政治思想は全く問いません。
前向きな議論や意見交換ができて、是非とも玄海のみならず、世界中の原発を廃炉にすることを目標にしたコミュにしていきましょう。