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モラハラが人も会社もダメにする

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詳細 2024年4月10日 19:33更新

世界的ベストセラーとなったマリー=フランス・イルゴイエンヌ著『モラル・ハラスメントが人も会社もダメにする』の関連コミュニティーです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4314009322/tsurumiki/ref=nosim/


モラルハラスメント


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(Wikipedia)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88より引用↓

モラルハラスメント(moral harassment)とは精神的な暴力、嫌がらせのこと。モラハラと略すこともある。

フランスの精神科医、マリー・フランス・イルゴイエンヌが提唱した造語。外傷等が残るため顕在化しやすい肉体的な暴力と違い、言葉や態度等によって行われる精神的な暴力は、見えづらいため長い間潜在的な物として存在していたが、イルゴイエンヌの提唱により知られるようになる。




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言葉や心の巧みな暴力 「モラハラ」悩み切実(2005年12月8日 朝日新聞より抜粋)

 人格や尊厳を傷つける精神的な暴力「モラル・ハラスメント」を知っていますか?一つ一つは暴力と見えない巧みな言葉や態度が特徴で、被害を受け人も「自分が悪いからかも」と思う。だが、家庭や職場で繰り返されれば、うつになったり、休職をせざるを得なくなったり、深刻な事態も。海外では法規制の動きがあり、国内でも被害者の会や支援団体の設立が相次いでいる。



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職場のモラル・ハラスメントに対する法的規制
(2006年 大和田敢太さんまとめ)

ドイツ:人格権保障による規制(判例)・労安法(1996年)・集団的規制
イタリア:mobbing概念による規制(判例)
(モビングとは、集団的いやがらせ、または組織と結びついた暴力で、肉体的暴力をも含む場合もある。)
イギリス:嫌がらせ規制法(1997)
フランス:精神的ハラスメント禁止立法(労働法典・刑法典、2002)
スウェーデン:職場における迫害に対する措置に関する政令(1993)
ベルギー:職場における暴力、精神的ハラスメントおよびセクシャル・ハラスメントからの保護に関する法律(2002)
オランダ:平等待遇法(1994・2003・2004)
フィンランド:労働安全衛生法(2002)
アイルランド:職場いじめ防止指針(2002)
カナダ:失業保健制度での救済制度
カナダ・ケベック州:心理ハラスメント規制立法(労働基準法、2002)
オーストラリア:職場でのストレス概念による救済(判例)
アメリカ:職場ストレスに対する行政施策
デンマーク:雇用および育児休業へのアクセスに関連する男性と女性の平等な待遇についての法律(2005)
ニュージーランド:ハラスメント法(1997)
EU:指令(1989/391)から欧州基本権条約
「職場におけるいじめ」(欧州安全衛生機構)
ILO:「職場における暴力」




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フランスの心理学者イルゴイエンヌは、モラル・ハラスメントを次のように定義しています。(2006年2月のイルゴイエンヌ日本講演のレポートから部分的に抜粋)

--モラ・ハラは周囲の状況が許して、はじめて可能なものとなるのです。--


モラル・ハラスメントの定義

 モラルハラスメントは狡猾で、残酷で、陰険な暴力です。それはほとんど目に見えないだけに、いっそう危険なのです。ちょっとした数回にわたる攻撃によって行われますが、そういった攻撃はしばしば証言をともないません。言葉によらない攻撃もあります。あるいは二重の解釈のできる内容であるという理由から、曖昧なものです。別々にみればそれぞれの攻撃はそう深刻なものではありませんが、頻繁に繰り返され小さなトラウマの積み重なる効果こそが攻撃となるのです。

 仕事におけるモラ・ハラは次のように定義されます。「繰り返し、あるいは体験によって、尊厳あるいは被雇用者の精神的あるいは肉体的に存在を脅かす、すべての悪意ある行動(動作、言葉、振る舞い、態度…)」。それは仕事を脅かし、仕事の環境を劣化させます。

 少しずつアイデンティティー、役割、職、地位、イメージをうばい、社会から少しずつ忘れさせ、象徴的に消し去ってしまうことによって、当事者を集団から追いやることがモラ・ハラの目的です。
 すべての方法は加害者にとって都合のいいものです。加害者は標的とした人物の崩壊を目論み、目標と利益を得ようとして有害な行動をとることを気にかけません。

中略)

ハラスメントの状況の進展

 ハラスメントはちょっとしたことから生まれ、陰険に広がっていきます。初期段階では、それに関わる人は相手の気分を害することを望まず、ごく気軽な気持ちで当てこすりをしたりします。次に、これらの攻撃は多様なものとなります。犠牲者は長期にわたって定期的に、不利な状況に追いやられ、敵の策略に屈してしまいます。
 ある集団内に、対立関係が生まれることはよくあることです。苛立ちと不機嫌のはずみから来る皮肉や指摘はそう意味あるものではありません。ましてやもしその後に謝罪が行われるならば、なおさらです。攻撃は自尊心を傷つける言動、侮辱の繰り返しによって行われます。人格の破壊を繰り返すのは、何の遠慮もなく行われる侮辱、恥辱の繰り返しです。
 卑怯さ、エゴイズム、あるいは恐れから、職場の取り巻きの人たちは距離を置きたがります。このつりあいのとれない破壊的な相互作用が生じる時、もし外部の人間が精力的に干渉しなかったら、それは拡大されるばかりでしょう。
 その現象は循環する現象なので、対立の原因が誰にあるか探ってみたところで、なんの役にも立ちません。時には対立の原因は忘れられることさえあります。加害者が故意にとる行動は、犠牲者の不安を引き起こす目的で、それは被害者において防衛的態度を引き起こし、その防衛的態度は新たな攻撃を生み出すのです。犠牲者はどんなことを考えだしても、どんなことをしても、加害者はすべて逆手にとって犠牲者を陥れます。その策略の目的は、被害者を当惑させ、完全に混乱させ、過失を犯すように導くことです。

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2007年6月4日

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カテゴリ
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