John Selway
『John Selway』のDJスタイルは、決して1つのジャンルに長い時間とらわれる事がない常に変化し続けるDJスタイルである。1991年にExodus Quartet と共に初のレコード“Trance Jazz”をリリースして以来、『JohnSelway』は常にクラブ界に様々なサウンドを提供し続けてきた。テクノからエレクトロまで、40以上ものタイトルを様々な名義やレーベルの元にリリースし続け、他のアーティストやクラウドから多大なる評価を得ている。クラシックのバイオリニストとして培った音感をテクノ界で遺憾なく発揮した彼は、Oliver Cheslerとともに、Disintegratorを発足。これを口火に国内外のクラブでプレイする事となる。その後もCarl Cox, Lenny Deeらと共同制作をする事によりさらに制作技術を高めていった。1995年には彼自身のレーベルとなるSerotoninをJason Szostekと共に発足し成功を収める。1999年にはJeffMillsやSashaがSelwayの曲を高く評価し、頻繁にプレするようになる。そしてSvenVathは彼に対し「Selwayは最重要人物の一人と言える。彼の曲を流すだけでクラウドは盛り上がるんだ。」と述べた。その後の彼が起こしたAbe Duqueとのニュープロジェクト、Raptureにおいても 彼は方々から喝采を集めている。事実、『John Selway』という名前は今後も数多くの人々が耳にし続ける名前であると言えよう。