エリス・レジーナ(1945.3.17〜1982.01.19)
ブラジルが産んだ天才アーティストであるElis Reginaは、1945年3月17日、リオ・グランデ・ド・スール州ポルト・アレグレ市で生まれる。
60年の15歳でプロ契約を結び、1stアルバムを発表した61年の16歳でデビューを果たす。シンガーとしての実力が開花したのはジャイル・ロドリゲスJair Rodriguesとのショー「ドイス・ナ・ボッサ」Dois na Bossa(2人でボサノヴァ)をリリースした後、シングル「アハスタゥン」Arrastaoが大ブレイク、国際歌謡祭でグランプリを受賞してからだ。
強気で繊細な性格のElisは、自ら作品を選びつつ、エネルギッシュな活動が続いた。
「ミルトン・ナシメント」、「ジョアン・ボスコ」、「ベルキオール」、「イヴァン・リンス」、「ジルベルト・ジル」等、今では超一流となった作曲家たちの作品を最初に収録していったのもElisだ。
74年にトム・ジョビンとMPBの代表作と評されているアルバム「Chovendo na roseira(バラに降る雨)」をリリースした。
75年と76年にライブ・ショー「Falso Brilhante(みせかけの栄光)」が大ヒットし、それをアルバムに収録して人気の絶頂期を迎えた。
繊細な感性と天才的な歌唱力を発揮し、この当時「ロマリア」Romaria(巡礼)、「コモ・ノッソス・パイス」Como Nossos Pais(父母のように)、「オ・ベバド」O Bebado e Equilibrista(酔っ払いと綱渡り芸人)などをヒットさせた。
81年には新しい世代のアーティストたちと交流を深め、アルバム「Elis」の収録を手掛けた。
歌手として転換期を迎えていた頃、82年1月19日、大量のアルコールと麻薬によりかえらぬ人となった。
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エリス・レジーナが大好きで、没後20年目よりエリス追悼イベント"Dois na Bossa"を2001年より年に1回、大阪@NOONで開催しています。
没後20年目という節目をたくさんの人と共感したかったというような事から、エリス好きが集まってスタートしたイベントも今年で無事4回目を終えました。
過去のライブには、オレンジペコーをはじめ、copa salvo・choro azul・saigenjiが参加。そして、今年は「小野リサ以降の逸材」とまで言わしめたchie、ブラジル音楽が好きな方には是非聴いていただきたいNoaNoaが天国のエリスに唄を捧げました。
【Dois na Bossa WEB】
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2年前に日本でも翻訳された「台風エリス(Furacao ELIS)」、最近は「Especial1973」のDVD化で日本でも身近になったエリス。
エリス・レジーナが好きな方・ブラジル音楽に興味のある方は、お気軽に参加してくださいね♪
Elis Regina Fan Clube do Japaoを主催されているWillieさんのWEB
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トピックの作成はどんどんやっちゃってください♪