jello biafra(元Dead Kennedys)とMinistryのal jourgensen,paul barkerのユニット。
メンツからも(リヴォルティング・コックスのメンバーも参加)、名前からも(ラードはブタの脂)、そのいかがわしさがバシバシ感じられる偏屈インダストリアル・バンドだ。というのも、ラードを突き動かすのはシーンへの辛辣な批評精神なのである。大げさなヴォーカルと攻撃的なプログラミング&メタリック・サウンドが繰り広げるアイロニカルな風刺。メンバーのキャリアに裏打ちされた完璧なまでのサウンド・テロ行為は痛快ですらある。
00年のシングル「70's Rock Must Die」では、まさに商業ロック/メタルのパロディを完遂。