万年筆が密かなブームになっている。
だが、1年で過ぎ去るブームを煽るような典型的メディアが「モンブランのマイスターシュテックはステータスとして持っておくべきだ」とか無責任なことを言っていたりする。書くための道具がステータス…?
また、「初めて万年筆を使う人にお勧めなのはペリカンのスーベレーン」だとかいう取り上げ方も鼻につく。数万円するペンを初心者用…?
確かに、ドイツメーカーの万年筆は凄い。ドイツだけではない。諸外国が誇る万年筆は素晴らしい。それは認める。
しかし、日本の万年筆の良さも解ってない、それどころか日本の万年筆に触ったことさえもないような輩が万年筆を知ったかぶりし、パッと見た目のデザインばかり語っている笑止千万な光景。これが非常に目に付く。そして、そんな状況が多いことに疑問を感じるのだ。
さて、万年筆は敷居の高い道具だとお思いの方も大勢いらっしゃることだろう。
だが、日本語を書く人たちが作った、日本語を書くための日本産の万年筆たち。
それは我々のすぐ身近にある。決して敷居の高い嗜好品ではなく、優れた実用品なのだ。
いや、近くにある実用品というだけではない。日本語の文字はほかの言語に比べてさまざまな払い、止めなどがある。それらに対応しているということは、ほかの言語に触れる時にだって大きなプラスになる万能品だ。
そう、国産万年筆のペン先は世界一のクオリティだということを忘れてはならない。
万年筆愛好家であるが、特に国産の万年筆を愛用する方々。
これから国産万年筆について研究しようと思う方々。
国産万年筆一筋の方々。
ようこそ。
国産万年筆の素晴らしさについて語り明かそうではありませんか。
そして国産万年筆愛用者が増えることを願って…
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