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M. J. ピリス/Maria Joao Pires

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詳細 2021年11月21日 16:20更新

ポルトガルの女流ピアニスト、マリア・ジョアオ・ピリス(マリア・ジョアン・ピレシュ)のコミュニティです。

〔プロフィール〕
1944年7月23日ポルトガルのリスボン生まれ。
3歳でピアノを始め、4歳で公の場で演奏。5歳で最初のリサイタル、9歳でポルトガル青少年音楽祭の一等賞を獲得。9歳から16歳にかけてリスボン音楽院のCampos Coelhoに師事。1960年にベルリンの国際青年コンクールで2位、リスボンのリスト・コンクールで優勝。

リスボン音楽院卒業後、17歳にてポルトガル国家をも上回る財政力で知られるグルンベキアン財団より奨学金を獲得、ドイツのハノーヴァーでカール・エンゲル(Karl Engel)、ミュンヘンでローズル・シュミット(Rosl Schmid)に師事する。カール・エンゲルは自身モーツァルトのピアノ協奏曲全集のすぐれた録音があり、大きな影響を与えたと考えられる。

1970年、ヨーロッパ放送連合主催のブリュッセルでのベートーヴェン生誕200年記念国際コンクールで優勝、国際的な活躍を開始。

1970年代は日本のDENONレーベル、フランスのEratoレーベルの双方にモーツァルトを中心に録音。この頃、アンドラーシュ・シフ夫人のヴァイオリニスト、塩川悠子氏のパートナー(伴奏)として来日・録音も行っている。DENONレーベルへのモーツァルトピアノ・ソナタ集はフランスのADFディスク大賞、オランダのエディソン賞などを獲得。Eratoレーベルへのモーツァルトピアノ協奏曲では21番協奏曲の録音で、ACCディスク大賞。EMIレーベルにもモーツァルト歌曲の伴奏で録音したことがある。

1970年代後半から1980年代前半は病気か充電のため長期にわたり休養(腕の怪我という説もある)。

1987年にEratoレーベルとの専属契約が切れ、1989年にドイチェ・グラモフォン(DG)と専属契約を結び、特にヴァイオリニストのオーギュスタン・デュメイ、チェリストのジャン・ワン、オーボエのダグラス・ボイドらと室内楽の分野で多数の録音をおこなう。

日本との関係はDENONレーベルへの録音、さらに20年間以上コンサートや録音ではヤマハのコンサートグランドを使用するなど(たとえばベートーヴェンピアノ・ソナタ集の録音では、ヤマハCF IIISを使用)、深い。

最近の来日は、2002年。長期にわたるツアーで、読売日響との協奏曲(ショパン2番協・ベートーヴェン3番協)、テノールのルーファス・ミュラーのシューベルト歌曲伴奏も含むソロ、オーギュスタン・デュメイとのベートーヴェンVnソナタなどのリサイタルを行った。

ドイチェ・グラモフォンレーベルからの最新録音は現時点で、2005年1月リリースのシューベルトピアノ連弾曲&ソナタ集。ブラジル人ピアニストのリカルド・カストロがパートナーとなっている。

近年はリスボン郊外に設立したベルガイシュ芸術センター(Quinta Belgais)で独特の理念のもと、若手の育成などにつとめる。
http://www.belgais.org/

(2007/7/11追記)
Wikipedia英語版などによると、海外の新聞の引用に基づき、ポルトガルでの生活が辛くなったか何かで(詳細不明)2006年にブラジルのサルヴァドールに移住した、とあります。

【関連サイト】
☆ユニバーサル・クラシックス(日本)
http://www.universal-music.co.jp/classics/
☆ヤマハのピリス紹介サイト:動画あり(日本)
http://www.yamaha.co.jp/artists/support/003/report-01.html
☆ヤマハのピアノに関するピリス他のコメント(日本)
http://www.piano-city.net/floor6/sec6-c2.html
☆ドイッチェ・グラモフォン(英語)
http://www.deutschegrammophon.com/

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開設日
2005年1月17日

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カテゴリ
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