53rd&3rd Recordsは、1985年にSHOP ASSISTANTSの前身バンドBUBA & THE SHOP ASSISTANTSがらみでDAVID KEEGAN、STEPHEN PASTEL、SANDY McLEANの3人でレーベルを始めました。型番になっている「AGARR」というのは、「As Good As Ramones Records」で、ラモーンズのように良いレコードを出して行くということで付けられたそうです。
53rd&3rdとは、パステルズのリーダーであるスティーブン・パステル氏が大きく関与していたレーベル(やはりラモーンズの曲名から名づけたものなのだそうだ)で、後にティーンエイジ・ファンクラブへと発展するボーイズ・ヘア・ドレッサーズとか、今日で言う非常に「ソフトロック」的な解釈でアソシエイションの「ウィンディ」をカバーしていたグルービー・リトル・ナンバーズだとか、やはり後にニルヴァーナがカバーした事によって大きく脚光を浴びる事になるヴァセリンズなどがそこから輩出された