アメリカの北西部 オレゴン州とワシントン州の間を流れるコロンビア川。
大昔内陸の氷河が海へ流れ出ようとして岩山を削りながら進んだことによってできた100mile以上にもわたる峡谷。
gorge=峡谷がそのまま固有名詞化してGorgeと書けばここのことである。
世界中には数多くのウィンドサーファーのためにあるような風の街が存在することが最近わかってきたけれどもここは、ウィンドサーフィンの世界においてはぶっちぎりで世界一有名な川であるは間違いない。
岩の壁にはさまれたコロンビア川は延々と続きここが風の通り道となって強風が吹き荒れる。(ビル風と同じ原理である。)
風の強さは時に台風並みになり、川なのに波が立ちその高さは私の身長を超えることさえある。
風の向きと川の流れが逆であるため喧嘩して波が立つのである。よって海のような崩れ落ちる波(Wave)ではない。彼らはSwellと呼び。崩れることがない三角波でみなが雄たけびを上げてハイジャンプを競い合うためかヘルメット着用者が多い。
この町出身のこの町に拠点を置くSailworks所属Dale Cookのジャンプは10m近かった。自分の目で見てもなお信じられない高さだった。
しかし日本人はいない。(訂正20061029→)ほとんどいない。少なくとも今年の夏まではKen君がいたし、シアトルから一人通っている人がいた。
近くにはPortlandやSeattleといった日本人が数多くいる都市があるにもかかわらず異常に少ない。
日本のウィンド雑誌で紹介されたことも数回しかないのではないだろうか?
少なくともこの2年間通い続けて会ったことがない。
(訂正20061029→)3年目に3人会った。
風の強さだけでいけば、世界でも3本指に入ると思うのだが...
中心の町 Hood Riverには数多くのウィンドサーフィン関連ショップが立ち並ぶがこの町でJapanese Gorge Animalといったら私のことである。(2004〜2006年 夏まで)
観光地とはいえない、というかならないようにすることでここを守るべくみなが努力している不思議な街である。
このコミュを見つける人自身が少ないだろうが、これから自分の思い出を整理するためにもGorgeについて書いていこうと思う。
これから3シーズン目を迎える。。(改訂20061029→)私にとって最高の3シーズン目を8月に終え、ゴージアニマルたちにまた来ることを約束し日本へ帰国した。いつまでもゴージが風馬鹿たちの聖地として守られ、ゴージアニマルたち元気に楽しく雄たけびを上げることを祈る。
自己紹介ページ作りました!!
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