Jacob Young (JAZZ GUITAR) 1970年リレハンメル生まれのノルウェー人。名前だけみるとまるでアメリカ人だが、父親がアメリカ人とのこと。その父親の影響でギターを始めたという彼は、1991年に奨学金を得てニューヨークへ渡り、Jim HallやJohn Abercrombieにギターを、Kenny WernerやRichie Beirachに作曲を学ぶ。1993年からはフリーランスのミュージシャンとしてニューヨークに留まり、1995年に帰国。
Jacob Youngのギターの音は、師事したギタリストの影響もあるのか、とてもソフトで温かみのある「ジャズギターらしい音」で、なおかつ芯がある。しかしアルバムでは派手に弾くことは全くなく、どちらかというと音楽の核になっているといった印象だ。また、彼の生まれのためか、アメリカ的な要素とノルウェー的な要素が微妙な具合で共存している。(WEBより)
2004年 ECM
Jacob Young
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