「学問も大事だが、知ってかつ実行するのが男子の道である。詩もおもしろいが、書斎で詩を作っているだけではつまらない。男子たるものは、自分の一生を一編の詩にすることだ。」
本書「人間というもの」には、司馬さんが多くの著書で残した珠玉の言葉が綴られています。
それは、人間とは、日本とは、日本人とは何かを問い続けた、司馬さんの壮大な一編の詩であるような気がします。
「日本人とは何か」という本質的な課題は、司馬さんの成しえた偉業に完結しそこに留まるのではなく、我々後世の人間の議論による、更なる発展を要するはずです。
本書で採り上げられたもののみならず、司馬さんが主人公の口を借りて我々に伝えたかった言葉、心に残った言葉など、色々と話し合いませんか?
トピックは自由に立ててください。司馬文学のみならず、日本史一般や好きな歴史上の人物、人間学や日本人についてなど、何についても結構です。
オススメゲーム
困ったときには