７０年代の渡瀬恒彦

詳細 2024年5月26日 15:18更新

２時間ドラマの渡瀬恒彦もイイが渡瀬恒彦といえばやっぱり何といっても７０年代のイケイケチンピラ渡瀬恒彦！という皆さんいらっしゃいませ！

トピックはご自由に立ててもらってOKです。

■渡瀬恒彦(わたせ・つねひこ)
1944年7月28日生まれ。島根県能義郡安来町（現：安来市）出身、兵庫県津名郡淡路町（現・淡路市）育ち。三田学園高等学校卒業。早稲田大学法学部中退。在学中は空手部に籍を置き、空手2段。血液型はAB型。東映俳優センター所属。兄は俳優で石原プロモーション社長の渡哲也。

1969年に東映に入り、翌1970年、映画『殺し屋人別帳』で主役デビュー。以降、東映アクション映画俳優として活躍。1978年、『赤穂城断絶』・松竹映画『事件』でブルーリボン、日本アカデミー、キネマ旬報等助演男優賞を受賞。1979年、松竹映画『震える舌』・『神様のくれた赤ん坊』でキネマ旬報主演男優賞受賞。

1978年に女優・大原麗子と離婚したが、2004年の『ハルウララ』で26年ぶりの共演を果たす。俳優の江藤潤は古くからの友人である。また、東映のやくざ映画やアクション映画などに多数出演した際に親交を深めた志賀勝、川谷拓三、片桐竜次、野口貴史、岩尾正隆らが結成した「東映ピラニア軍団」の発起人となったことでも知られている。

俳優仲間から「芸能界一ケンカが強い」とのもっぱらの噂がある。デビュー前はサラリーマン（電通PRセンター）をしていたが、すでにデビューしていた兄の収入を知って俳優を志した。

本人曰く「勉強も喧嘩も兄より上だった!」らしく、故郷での兄は劣等生の意味で「恒彦の兄貴」と呼ばれていたという。それが映画界に入ってから無名時代の間は「渡哲也の弟」と呼ばれ、立場が逆転したらしい。「兄に唯一敵わないのは人を許す寛大さ」とも語っている。

故郷の兵庫県が阪神淡路大震災で壊滅的な被害を受けた時に、兄の渡哲也と共に被災地を訪れ、炊き出しを行い、被災者達に勇気を与えた。

７０年代の出演作
■1970　
殺し屋人別帳
三匹の牝蜂
不良番長 出たとこ勝負
経験
最後の特攻隊
(秘)女子大寮
ずべ公番長 東京流れ者

■1971　
博徒外人部隊
関東テキヤ一家 喧嘩火祭り
博奕打ち いのち札
暴力団再武装
不良番長 やらずぶったくり
博徒斬り込み隊
悪の親衛隊
現代やくざ 血桜三兄弟
不良番長 突撃一番

■1972
銀蝶渡り鳥
ゾロ目の三兄弟
ギャング対ギャング 赤と黒のブルース
木枯し紋次郎
まむしの兄弟 傷害恐喝十八犯
不良番長 一網打尽
やくざと抗争
昭和極道史
狼やくざ 葬いは俺が出す
麻薬売春Ｇメン 恐怖の肉地獄

■1973
仁義なき戦い
鉄砲玉の美学
まむしの兄弟 刑務所暮し四年半
恐怖女子高校 暴行リンチ教室
狂走セックス族
女番長 感化院脱走
実録 私設銀座警察
仁義なき戦い 代理戦争
ボディガード牙 必殺三角飛び

■1974
女番長 タイマン勝負
学生やくざ
女囚やくざ
ジーンズブルース 明日なき無頼派
山口組外伝 九州進攻作戦
唐獅子警察
極悪拳法
三代目襲名
あゝ決戦航空隊
実録飛車角 狼どもの仁義
安藤組外伝 人斬り舎弟
極道ＶＳ不良番長
脱獄広島殺人囚
新仁義なき戦い

■1975
日本任侠道 激突篇
新仁義なき戦い 組長の首
激突！合気道

■1976
実録外伝 大阪電撃作戦
暴走パニック 大激突
狂った野獣
女必殺五段拳
沖縄やくざ戦争

■1977
やくざ戦争 日本の首領
恐竜 怪鳥の伝説

■1978
事件
皇帝のいない八月
赤穂城断絶

■1979
戦国自衛隊
神様のくれた赤ん坊

出典 日本映画データベース
http://www.jmdb.ne.jp/

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