アメリカ西海岸にある"Bloods" 、 "Crips"と言う名の二大勢力ストリートギャング。Bloodsは赤をシンボルカラーとし昔は赤のバンダナなどを身につけていた。名前の由来は、シンボルカラーの赤から「血(Blood)」を連想し、ブラッズになったという説や、黒人系アメリカ人の兵士達が、互いを呼びあうときに「ブラザー」とは言わず、「ブラッズ」と言っていた事からブラッズになったという説がある。一方Cripsは青をシンボルカラーとしている。その名前の由来は「ゆりかごから墓地まで(from cradle to the grave)」の「cradie(ゆりかご)」の頭文字の”C”と、「安らかに眠れ(Rest in peace)」の各単語の頭文字を取って「Crips」となったと言われている。また"Bloods"のメンバーにとって"C"という文字は、"Crips"の頭文字として受け止められることが多く、”Bloods”はこの"C"を避ける傾向がある。よく言われるのは"Bloods"の一員である”DJ QUIK”は、"Quick"の"C"を取り"QUIK"としているということである。しかしロス暴動後の光景を目の当たりにしたギャングたちの間で、抗争をやめようという動きが始まり、ギャング集団が一堂に銃を墓地に埋めたという話もある。またその後にはBloods”と”Cripsが共同制作したアルバムが発表されるなどの動きも所々ではあるが見られるようになり、統計上ではギャング同士の争いによる事件・事故などは減ったようだが、根強く残っている部分もまだまだ多く、いまなお深刻な事態が続いているらしい。
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