チャーガとはキノコのことで、和名をカバノアナタケと呼ぶキノコの菌糸体のことで、10年から15年と長い年月をかけて寄生した白樺のエキスを吸い尽くしてゆっくりと成長していきます。
ロシアやヨーロッパ、中国、日本(北部地域)に分布する耐寒性のキノコです。
チャーガが形成される原因は樹皮の寄生菌の感染と言われています。
胞子が風に乗って飛散し、亀裂のある樹皮部に付着し胞子の発芽に適した諸条件を満たせば成長していきます。
チャーガは若い木より古木を選んで成長するには、人間と同様に抵抗力の落ちた木が寄生し成長しやすいからです。
カバノアナタケの子実体は一般的に見られるようなキノコの傘は形成せず、樹皮の下に薄く平たく広がっていきます。
寄生された木の樹皮には細長い平たい円形状の食物状のキノコの褐色果実体ができ、また樹皮の表面では実を結ばないキノコ形成体が繁殖します。
カバノアナタケの表面は黒色で、そのコブが幹についているところでは、明るい茶色をしています。その外層の下部には粒状の褐色の組織があって、これがカバノアナタケの主要部分を形成しています。主にカバノキ類に寄生して育ち、木のエキスを吸い取り、やがて木は枯れ果てて生きます。
その姿はまるでガン細胞が増殖し健康な細胞を次々と破壊していく過程に似ています。
もともとカバノキ類は寒冷地に自生する樹木で荒地のようなひ弱な大地でも自ら再生する強靭な生命力を持っていますが、その樹木の幹を枯らしてしまうほどのチャーガの生命力は並ではありません。
また味は無味無臭に近く、癖が無いのが特徴です。
「良薬口に苦し」とよく言いますが、チャーガには当てはまらないようです。
飲み方としてはヤカンに水とチャーガ(ブロック、
ティーバック)を入れ煎じて飲みます。
(またはポット、きゅうすなどでも飲めます)
抗ウイルス作用に優れ、免疫力を高め、抗酸化作用はアガリクスの23倍もあり