【人類は元々左側通行】
人類は古来、世界的に左側通行であった。
当然、日本も人馬共に左側通行である。
法律でも車両、歩行者共に左側通行と明記された時期があった。
ヨーロッパではナポレオンの時代に右側通行に変更されヨーロッパおよびその植民地では右側通行となった。
第二次大戦後、アメリカが日本に対して右側通行に改めるよう要求、日本は拒否したがアメリカも引き下がらず話し合いは難航、日本は信号や標識を全て変更する予算が膨大になるとして車両の変更だけは免れた。
しかし歩行者は車両と対面通行(歩行者と車両はすれ違う向きにして追い越す事が無いように)するよう求められた。
結局日本はアメリカに戦争で敗れた立場なので歩行者の左側通行は法律から削除し、歩車分離されていない道路を歩行する場合に限り例外的に対面通行するため道路右端を歩くようにした。
道交法には歩行者は右側通行とあるがよく読めば歩行者同士が右側通行ですれ違う話ではなく歩車分離されていない道路で車両と同じ枠を歩く場合限定の話である。
歩行者が右側通行と信じている人が多いのはこの法の影響だが歩行者同士のすれ違いを右側通行とするものではなく車両に対して道路右端を歩き対面通行するようにというものなのでそこからは文字に無くとも歩行者同士のすれ違いは左側通行と読み取れる。
例えば歩道の車道寄りを車両と同じ向きに歩いていたら交差点や駐車場入口で後ろからの左折車両に巻き込まれる危険性が高まるので車両と同じ向きに歩くなら車道からなるべく離れるべきである。
何が言いたいかと言うと、日本は今も昔も原則的には歩行者も左側通行であるという事。
つまり基本はこういう事↓
歩→ 歩行者同士左側通行
歩←
車→ 車両同士左側通行
車←
歩→ 歩行者同士左側通行
歩←
以上。