「念念無間」修行時間のあり方
「念念心を注ぎ、心心相い続き、暫くも間念無く、正念断ぜず、正念現前す」
継続することに善い報いがある」 常に我が身と共に。 龍昇
☸ 善知識に近づく
1:外護の善知識(支持者)・・生活の面で修行者を保護し、修行に専念できるようにしてく
れる人。
2:同行の善知識(同行者)・・一緒に修行し、互いに励ましあってくれる人。
3:教授の善知識(指導者)・・修行のやり方、座禅の仕方などを教えてくれる人。
どんな仕事でも、勉強でも、芸道でも、武道でも、どのような道を志す者にとっても、その道を 大成させる為には、以上のどれを一つ欠いても修行が上手くいかなくなる。
「修行を志す者にとつて、必ず守らなければならないものがある。それは、緒の縁務を息(や)むこ とである。」人間の一生の中で一切を放棄して何かをすることが、どんなにか重要であるかを知 らねばならない。唯注意をすることは、ある一定の期間に於いて修行に没頭できるように専念することである。(基準として昼夜を分かたず、約五年を目安にするとよいと思う。事柄によるが)