現代高度の文化人をもって自任する諸君よ、まずコキおろす前に、我々の祖先である古代東洋の哲人達が、哲学的思索の初期に創成したこの十二支説に一度敬意を表してみたまえ。それは極めて幼稚で素朴ではあるが、多分に捨て難い神秘が包蔵されている事に驚嘆するであろう!
運命という怪物の概念は多くの場合、古色蒼然とした非科学的な理外の理の中に、神秘に包まれて潜伏し、容易に我々の眼前にその姿を現す事のないものである。幸いにも本コミュニティに依ってその怪物の片鱗だけでもつかみ得たという御人があれば嬉しい。
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*2006-02.26.01