川谷拓三　と　大部屋の仲間

詳細 2022年11月3日 11:00更新

「拓ボン」好き、または拓ボンのような偉大な大部屋役者たちを応援していくコミュニティです。世の中は主役ばかりじゃないんですよ。脇役だって、いいじゃないですかー！　脇役が主役を喰うことだってあるんだし、ピラニア軍団のように、いっちょ華々しい柄の悪さで吼えてやっておくんなせぃ。

★この世知辛いご時世、川谷さんのような義理と人情味のある役者が求めてられております。素敵な役者を見つけたら、独り占めせず、ここでご紹介して下さいな。雑談しましょう。嫌な事も抱え込まずに皆にブチまけるべきです。単に日頃のウサをここで、ドドーンと晴らしていただいて構いませんよ。大部屋にいるあっしらが親身になって聞いて差し上げますからね。

※ただいまコミュニティの副管理人を募集中しております

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川谷 拓三（1941年7月21日 〜 1995年12月22日） 高知県安芸市出身。
1959年、『ひばり捕物帖 ふり袖小判』の死体役でデビュー。長い大部屋役者時代が続いた後、東映は深作欣二監督の『仁義なき戦い』でスポットを浴びると、水を得た魚のように躍動的な演技で主役を喰いまくり、遂に人気スターの座を手に入れる。『トラック野郎』『前略おふくろ様』『３年Ｂ組貫八先生』『黄金の日日』など、その後も数々の映画やドラマにて活躍。
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☆山城新伍さんとのコンビで出ていた日清「どん兵衛」のテレビＣＭでは、最後に食べようと取っておいた揚げを、さて今から食うぞという瞬間に、山城新伍さんに「食べないの？」と言われて横取りされてしまう。その時の悔しくもあり悲しくもあり、羨ましそうであり、諦めきれたようでまだ諦めきれないという、何とも言葉で表現し難い唯一無二の表情が実に素敵でした。

☆また『黄金の日日』での「善住坊」役では、織田信長の暗殺を企てるも、ここぞという所で未遂に終わり、ほうぼうを逃げ回った後に捕縛され鋸引きの刑に処せられる役でしたが、川谷さんの演じる役柄に同情した視聴者から助命の嘆願書がNHKへ殺到して、処刑に至るまでの期日が予定に反し３ヶ月以上も引き延ばされるという、大河ドラマ史に残る名演技でした。

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