庚申とは....
十干十二支のうち,庚(かのえ)申(さる)の日を意味し、この夜に人間の体の中にいる三尸の虫が寝ている間に体から脱け出して天帝にその人間の行った悪行を告げ口に行く。
天帝は寿命を司る神であり、悪いことをした人に罰として寿命を縮める。ところが、三尸の虫は人間が寝ている間にしか体から脱け出ることができないので庚申日は徹夜をする、これを庚申待ちという。
この庚申待の行事にさまざまなことを行って徹夜していたが、青面金剛はこの三尸の虫を喰ってしまうので、いつの頃からか、庚申待ちにはこの青面金剛を本尊として拝むようになり、庚申イコール青面金剛となった。
また、この日、睡眠をささげて一晩一心に願い続ければ如何なる願いも叶うとされている。
さてさて,ちょいと強面の庚申さんですが,三尸を退治しませう.