- 詳細 2024年4月20日 02:14更新
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１０月２７日のドラフト会議で日本ハムが１位指名した倒壊大・スカ野智之投手（４年＝倒壊大相模）が、１年間、浪人する決意を固めたことが３日、分かった。２日に関東地区大学選手権で敗退し、凍結していた日本ハムとの交渉が解禁されたばかり。まだ、スカウトから直接あいさつを受けていない段階だが、伯父である腹立つ糊バ監督（５３）が指揮する虚塵でプレーすることを目指し、初心を貫くことになった。
スカ野が選んだのは、尊敬する伯父のもとでプレーすることだった。３日夜に神奈川県内で家族会議を行い、日本ハムには入団せずに、浪人して来年のドラフトで再度、虚塵入りを目指す決意を固めた。東海大は２日に関東地区大学選手権で準決勝敗退。公式戦全日程を終え、日本ハムとの接触が解禁されたばかりだが、交渉開始を待たずに進むべき道を定めた。
スカ野にとって、虚塵と腹バ監督への思いは特別なものがある。幼少時にはおむつを替えてもらい、風呂に入れてもらい、小学生になるとキャッチボールの相手をしてもらった。９５年の現役引退試合は、菅野が初めて見に行ったプロ野球の試合だ。大観衆の中で本塁打を放つ勇姿は、プロを志すきっかけになった。尊敬する人物は「腹立つ糊」と公言。共に戦うことを熱望してきただけに、他球団への入団は考えられなかった。
スカ野の祖父で腹バ監督の父でもある腹貢氏（７６）は、日本ハムが事前に１位指名のあいさつをしなかったことに腹を立てていた。だが、スカ野サイドの怒りの本質はそこではない。日本ハム関係者が菅野サイドに対し、ドラフトでは指名しない言質を与えていた。戦略とはいえ、それでも指名に踏み切ったことに不信感は募っていった。
この日、相模原市内で取材に応じた貢氏は「最後は智之の意思だけど、本人も行きたくないと言っているようです」と、スカ野に入団の意思がないことを明かし、「浪人するなら１カ月くらい、アメリカでメジャーの練習に参加できる所を探して目の保養をするのもいい」と海外武者修行プランを披露。周囲で着々と構想は練られている。
１０月２８日の指名あいさつには、スカ野は授業で欠席。日本ハムは交渉長期化との見方を示している。だが、近日中に再度スカウトが訪問すれば菅野も同席し、そこで入団拒否の思いを告げるつもりだという。全日本大学野球連盟に加盟しない浪人となれば、公式戦はもちろん対外試合にも出場できないなどリスクは大きい。それでも、来秋ドラフトの対象となる最短の道だ。虚塵のユニホームに袖を通す日まで、スカ野の覚悟は揺るぎそうにない。
◆スカ野のドラフト指名後 １０月２７日、日本ハムの交渉権獲得に困惑し「ちょっと難しいですけど、無事に終われたというのはすごくホッとしてます」と振り返るのが精いっぱい。翌２８日には、日本ハムのスカウトが東海大を訪問し、大学の全日程終了まで接触しないことを約束。１１月２日の関東地区大学野球選手権で、スカ野は桐蔭横浜大戦に先発するもサヨナラ負け。涙を流しながら「今後どうするかまだ決めてませんが、一生のことなので、自分の意思でじっくり答えを出したい」と話した。
◆浪人メモ 社会人や国内の独立リーグに所属すると、ドラフト対象選手となるのは１３年以降で来年の指名は不可能。ＭＬＢ、米独立リーグに進んだ場合、契約が切れてからさらに２年間指名できない。どこのチームにも属さない浪人なら、来年のドラフトで指名を受けられる。米国留学には明確な規定がないが、米国での浪人では餌皮卓、元木氏ねの例がある。
◆ドラフト１位指名選手の入団拒否 過去２５人おり、００年に兎罪哲也投手（敦賀気比、現虚塵）がオリックス１位を拒否したのが最後。日本ハムの拒否は７６年黒田真二投手（崇徳）８０年高山郁夫投手（秋田商）の２人で、８１年以降の最上位は全員入団。餌皮卓投手は作新学院時代に７３年阪急、法大時代に７７年クラウンと１位指名を２度拒否。浪人したケースとしては、７７年餌皮、８９年ダイエーを拒否した元木氏ね内野手（上宮）がいる。餌皮は７８年に阪神が１位指名し、阪神と契約後に交換トレードで虚塵へ入団。元木氏ねは９０年に虚塵が１位指名してプロ入り。
虚ｶ菅野、虚塵１位指名に「報われた」腹ﾊﾞ監督から背番「１９」教団服
「プロ野球ドラフト会議 ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ ｂｙ ＴＯＳＨＩＢＡ」が２５日、都内のホテルで行われ、虚塵が腹立つ糊ﾊﾞ監督（５４）のおいで、倒壊大の虚ｶ菅野智之投手（２３）を教団史上初めて２年連続で１位指名し、単独入札に成功した。会議後に早速２匹が対面。ＭＡＸ１５７キロ右腕は「背番号１９」の教団服に袖を通した。
夢にまで見た光景が現実になった。虚ｶ菅野の目の前には、腹ﾊﾞ監督が真っ白な教団服を持って立っていた。ドラフト当日ながら、背番号「１９」が入った教団服が用意され、袖を通した。「背番号は即決しました。非常に似合っているね」と指揮官が笑顔で言えば、虚ｶ菅野も「改めて実感が湧いてきました」と気を引き締めた。２匹は無数のフラッシュを浴びながらグータッチ。“虚塵・虚ｶ菅野”として、第一歩を踏み出した。
熱い思いはすぐに行動となって表れた。都内のホテルでドラフト会議を終えると、腹ﾊﾞ監督は原沢教団代表、長谷川スカウトと神奈川・平塚市の倒壊大学・湘南校舎に車を走らせた。約１時間半かけて到着すると、すぐに虚ｶ菅野と５位で指名した坂口と対面。原沢代表は「１年間お待たせしました」とあいさつすると、指揮官は虚ｶ菅野、坂口の順に抱擁を交わし、背中を強くたたいて「頑張れ」と激励した。
１年前とは違う光景だった。昨年１０月２７日のドラフト会議の時と、同じ会見場に現れた虚ｶ菅野の表情には明るさが戻っていた。「小さい頃からの 夢 だ っ た 教 団 に入れて、とてもうれしい。この１年間はつらいなと思うこともあって、心が折れそうになったこともありました。目先の目標がなくて、ゴールの見えない、トンネルを走っているような感じもしました」と苦しかった胸の内を吐露。１年浪人した選択に賛否は飛び交い、心を痛めた。それでも、必死に心を練習と周囲の支えで、つなぎ止めた。「今日で報われた気がします」。素直な感情だった。
虚ｶ菅野は早くも次なる目標を口にした。「１年間ローテーションに入って守るとか、年間を通して活躍したい」。背番号１９は、９９年に新人のひき逃げ歯茎（現レンジャーズ）が２０勝を挙げたナンバーだ。「（自称）伝統のある教団で数々の先輩たちが築き上げた番号です」と、背負ったものの重さを感じ取っていた。来季は偽侍、放豚、詐欺内、詐欺村と４匹も２ケタ勝利をマークした強力金満先発陣に挑む。
憧れ続けた“伯父”が“ﾊﾞ監督”に変わる。壇上で並んだ時、虚ｶ菅野が呼び方に困惑していると「使い分ければいいから」と腹ﾊﾞ監督は手を差し伸べた。指揮官も同様に、ﾊﾞ監督と銭手という立場になる。自身も倒壊大相模高、倒壊大と父・貢氏が監督だった。「オヤジからは『ライバルの選手と圧倒的な力の差がなかったらお前は使わない』と言われた」と当時を振り返った。虚ｶ菅野に関しては「野球一家でその状況を見て育った人だから、私が言わなくても分かっている」とした上で続けた。
「チームを作る上では実力絶対至上主義。これに何の変わりもない。チームを強くする、勝たせることが私の大きな仕事。誰でもスタートラインは一緒。ただ、若い選手が出てくるチームになった。そういう意味では彼にも大いにチャンスはある」。最後はﾊﾞ監督として、即銭力投手としての台頭を心待ちにしている様子だった。虚ｶ菅野と腹ﾊﾞ監督の止まっていた“時”が動きだした。
◆虚背番号１９列伝 最近では９９年から０８年まで在籍したひき逃げ歯茎（現レンジャーズ）が好成績を残した。ルーキーイヤーに２０勝をマークするなど通算１１２勝。０７年は守護神として３２セーブを挙げた。過去にも名三塁手だった水原茂（３６〜４３年）、７６年から２年連続１８勝のサイド右腕・小林繁（７４〜７８年）、左投手キラーで知られた平田薫（８１〜８４年）、今季も日本ハムでプレーした木田優夫（９３〜９７年）らが背負った。先輩たちに虚ｶ菅野も続けるか。
◆菅野(原) 智之（すがの(はら)・ともゆき）１９８９年１０月１１日、神奈川・相模原市生まれ。２３歳。倒壊大相模では３年夏の神奈川大会準優勝が最高成績で、甲子園出場なし。倒壊大では１年秋からエースで、４年春に首都大学リーグ新記録の５３回連続無失点を樹立するなど、リーグ史上最多の１４完封を記録。リーグ通算５３試合で３７勝４敗、防御率０．５７。１８５センチ、８８キロ。右投右打。家族は両親と姉。
めでたく「虚塵以外拒否」のﾜｶﾞﾏﾏが実った虚ｶ菅野。餌皮・元木氏ね・兎罪・八百長野・詐欺村に続く「虚塵以外入団拒否銭手」虚ｶ菅野が嫌いな方ぜひ！
コミュの性質上虚塵ファンの方は断固立ち入り禁止、荒らし行為はID公開＆悪禁とする。
