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横浜高速鉄道Y000系

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詳細 2013年10月15日 13:35更新

横浜高速鉄道Y000系

横浜高速鉄道Y000系電車

編成 2両編成
起動加速度 3.3 km/h/s
営業最高速度 65 km/h
設計最高速度 120 km/h
減速度 3.5 km/h/s(常用最大)
4.5 km/h/s(非常)
車両定員 141(座席51)人
全長 20,300 mm
全幅 2,820 mm
全高 4,065 mm
車両質量 クハY000形:27.5t
デハY010形:34.5t
軌間 1,067 mm
電気方式 直流1,500V 架空電車線方式
主電動機 かご形三相誘導電動機 190kW
歯車比 6.21
制御装置 IGBT-VVVFインバータ 1C2M 2群制御
(静止形インバータ兼用デュアルモード)
駆動装置 TD継手式中実軸平行カルダン駆動方式
台車 ボルスタレス台車 TS-1019・TS-1020
ブレーキ方式 ATC連動回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ (HRDA-2)
保安装置 東急形CS-ATC
製造メーカー 東急車輛製造
この表について [表示]この表はテンプレートを用いて表示しています。編集の仕方はTemplate:鉄道車両をごらんください。
横浜高速鉄道Y000系電車(よこはまこうそくてつどうY000けいでんしゃ)は、1999年(平成11年)8月1日に営業運転を開始した横浜高速鉄道の通勤形電車。

目次 [非表示]
1 概要
2 外観
3 内装
3.1 乗務員室
4 編成・機器配置
5 機器類
6 運用・多客期の対応
7 参考文献
8 脚注
9 関連項目

概要 [編集]東京急行電鉄(東急)こどもの国線で使用されていた7000系電車の老朽取り替え用として、また、2000年(平成12年)3月29日からのこどもの国線の通勤線への移行に備えて、1999年(平成11年)に2両編成3本(6両)が東急車輛製造で新製された。車両は横浜高速鉄道の所有だが、東急長津田検車区に配属され、運行や整備は東急が行っている。そのためほぼ同時期に製造された東急3000系をベースに製作されている。なお、試作車的な3001Fの仕様が直接のベースである。営業運転開始は、通勤線化以前の1999年8月1日である。

外観 [編集]車体は軽量ステンレス車体にFRP製の前面であり、非常時貫通式(プラグドア)である。またライトケース形状は角型だが、灯具である前照灯・尾灯は丸形とした。ワンマン運転に対応している点は東急3000系と同じだが、客用扉の数が片側3箇所であること、2両固定編成であること、VVVFインバータ制御装置は東海旅客鉄道(JR東海)の313系などに見られる、制御用と電源用を一体とした東芝製のデュアルモードタイプのものを使用していること、運用区間が短距離かつ限定的なため、側面行先表示器の設置を省略したことなどの差異がある。また、急カーブの多いこどもの国線で、レールのきしみ音を軽減させるために、車輪に対策を施している。

外観では正面に横浜高速鉄道のコーポレートカラーであるイエローとグレーの「Y」のマークがある。また、前面と側面にはイエローとスカイブルーのステッカーが貼られている。これはイエローが「未来への夢と希望に向かって走るこどもの国線」、スカイブルーは「ミナト横浜の海と澄みきった空」をイメージしたものである[1]。側面のラインも「Y」をイメージしている。

行先表示器はLED式であり、日本語と英語の交互表示をする方式である。また連結面には転落防止幌が設けられている。

冷房装置は冷却能力48.9kW(42,000kcal/h)の集中式であり、冬季の室内温度の立ち上がりのために温風暖房機能が付いている。車内では補助送風機としてラインデリアが各車6台設けられている。

内装 [編集]客室についても東急3000系に準じた仕様である。化粧板は線路方向はベージュ系、妻面がライトイエローである。床材はうすい茶色である。側窓は車端部が一部固定、ドア間は固定窓と下降窓の2連ユニット式としており、遮光用にロール式カーテンが設置してある。

車内のつり革高さは床面から1,630mmを基本としているが、ユニバーサルデザインの一環として一部には100mm低くしたものがある。カラーはいずれもアイボリー色であり、本形式における優先席付近のつり革はオレンジ色ではない。

客用ドアの室内側にはイエローの化粧板が貼り付けられており、ドアガラスの室内側は段差のある金属押さえ支持方式である。連結面には妻窓は設置してある。なお、連結間貫通扉は設置していない。戸閉装置はベルト駆動式の空気式だが、戸閉め弱め機能を搭載している。

座席はオレンジ色の片持ち式ロングシートであり、ドア間は12人掛けである。1人分の掛け幅は450mm、座面はバケットシートであり、スタンションポールによって3-3-3-3人掛けに仕切られ、端には大形の仕切り板がある。車端部は2両とも3人掛けの優先席(座面は青色)と車椅子スペースである。車内の対話式非常通報装置は各側面1か所と、車いすスペース部の1両あたり3台配置している。

サービス機器としてドア上部にはLED式の車内案内表示器が千鳥配置で設置されており、ドアチャイムも鳴動する。表示器の設置していないドア上部は戸閉開閉予告灯が設置してある。また、車内自動放送装置、車外スピーカーを搭載している。

車内の中吊り等の広告枠は確保されているものの、みなとみらい線用のY500系や東急の車両とは違い、東急線(こどもの国線・みなとみらい線を含む)全体の路線図以外のポスターは掲出されていない。

乗務員室 [編集]
運転台乗務員室内はワンマン運転用機器を設置する関係で線路方向に1,675mmと広めに確保されている。運転台計器盤は3000系とほとんど同じ配置である。計器盤は灰色、中央にデッドマン装置付ワンハンドルマスコンがあり、ドア開閉ボタン、乗降促進スイッチ、ホーム監視モニターなどがある。また、計器盤には車両情報装置(TIS)のモニター画面があり、制御伝送、機器の監視、サービス機器の操作など乗務員支援装置としての機能がある。車掌スイッチは押しボタン式で、開扉は2ボタン、閉扉は1ボタン式である。

乗務員室仕切りは前面窓と同じ配置で3枚窓がある。このうち客室から向かって左側2枚には遮光ガラスが使用され、また遮光幕が設置してある。なお、最も右端の小窓は透明であり、遮光幕もない。

編成・機器配置 [編集] ←こどもの国長津田→ 竣工日
形式 デハY010形
(Mc) クハY000形
(Tc)
機器配置 VVVF/SIV CP×2, BT
車両番号 Y011 Y001 1999年8月1日
Y012 Y002 1999年12月20日
Y013 Y003

凡例
VVVF/SIV - 制御装置一体形SIV
CP - 空気圧縮機
BT - 蓄電池 (BT)
備考
シングルアーム式パンタグラフはデハY010形に2台搭載
機器類 [編集]主制御装置は東芝製のIGBT素子を使用したVVVFインバータ制御(3レベル)方式である。主回路と補助電源回路のインバータを共通化、切換えによる冗長性の確保のために補助電源装置のSIV(出力80kVA)と一体形のデュアルモード構成とした。


デハY010形に搭載する
東芝製VVVF/SIV一体形インバータ装置
(SVF041-A0形)

クハY000形に搭載するATC-P装置装置は1台のインバータを3群で構成しており、通常運転時は走行用として2群をかご形三相誘導電動機2台を制御(1C2M2群制御)、1群を補助電源用として使用する。補助電源が故障した際には走行用の1群を補助電源用として使用できる構成としている。

台車は東急車輛製造製の軸梁式軸箱支持方式のボルスタレス台車 (TS-1019・TS-1020) である。車輪には防音車輪を使用することで騒音低減を図っている。基礎ブレーキはユニット式の片押し踏面ブレーキを採用している。またクハY000形には軌条塗油器が設けられている。

空気圧縮機 (CP) は小形でレシプロ式のHS5-1形とし、吐出量は610L/minと小出力のものを2台搭載している。なお、主電動機・駆動装置の仕様は3000系と同一である。

保安装置はこどもの国線用にATC-P装置を搭載している。軽量化と機器集約化のためにATC装置本体はクハY000形に搭載、デハY010形にATC増幅器を搭載、両先頭車間をTISで伝送するシステムである。さらにクハY000形には情報伝送装置を設置している。

通常はこどもの国線内のみの走行だが、試運転列車として田園都市線内(中央林間駅 - 鷺沼駅間)を走行する場合がある。

運用・多客期の対応 [編集]こどもの国線専用であり、長津田 - こどもの国間で運用される。このため、行先は「長津田」と「こどもの国」しか表示できない。当系列は長津田検車区に2両編成3本が所属しており、平日朝夕に2本使用(1本予備)、日中および土休日は1本が使用される。

2001年(平成13年)まではゴールデンウィークや夏休みの週末など、こどもの国への来場者が増加する多客期には本系列を2本連結した4両編成の列車を運行していたが、2002年(平成14年)以降は列車の本数を通常の20分間隔からラッシュ時並みの10分間隔に増やすことで対応している。

このほか、長津田駅や長津田検車区での入換作業の牽引車としても使われている。

2009年3月20日から3月22日まで、本系列による臨時列車「それいけ!!こどもの国GO!」を田園都市線梶が谷駅 - こどもの国駅間で運行した[2]。

検索 横浜高速鉄道 こどもの国線

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