熱き日の青春は妄想で

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詳細 2013年1月9日 22:17更新: [桜が舞散る春]
花の芽の息吹を感じるように、新社会人や新入学生等これからはじまる新しい生活に
心を踊らせ胸を高鳴らせ、無機質で喧噪とした街は一気に賑やかさを増し活発な雰囲気を醸し出す。
小さな児童公園では桜の木の下、家族やカップル達が花見を楽しんでおり、そんな光景を俺はただずっと横目で見ているしか他がなくて結局今年の春も心の桜は徒花に終わったようだ。

[燦々と太陽が輝く夏]
開放的な夏。海だ、プールだ、そして花火に、祭り。
たくさんのレジャーイベントが楽しめる季節でもあり、水着や浴衣姿の女性を見るたびどこか羨ましくどこか儚く、デートとして催される祭典に行くことが許されなかった俺は、今夏も最寄りのコンビニに立寄り花火特集の雑誌の写真で
雰囲気を楽しむだけの風流のカケラもない夜だった。

[美しい黄昏が心も染める秋]
黄色の情景が映える銀杏並木の中、異性と手を繋いで歩くというシチューションにどれだけ憧れていただろうか。
ほんのり寒い風に愛する人の暖かな気持ち、ベンチに腰掛け他愛のない会話を楽しむことを夢見て公園を徘徊していたにも関わらず不審者と思われ、
無情にも職質→連行の流れとなり背中に射す西日が哀愁を漂わしていた。

[白い結晶に思いを馳せる冬]
雪が降っていた。凛と張りつめた空気感に今もしんしんと降り続く雪の結晶。
都心部では100万$の夜景をイメージさせるかのようなイルミネーションに、クリスマスという大行事一色で染められている。
場違いもおかまい無しにカップルが賑わう展望台に1人佇み、くそったれな程広い大世界にくそったれを一晩中連呼した身も心も凍える年末だった。

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幾度となく過ぎ行く時代の中で、くそったれと僻む中で、
ただ唯一私を救ってくれたのは妄想でした。
行きたかった花見、行きたかった海、行きたかった遊園地、行きたかった夜景スポットなど、僅かな一握りの光さえも掴むことができず、ただただ妄想だけで参加した風になってゆく日々にくそったれです。
故に僻みと妄想根性だけは向上しましたが。

～若き日の青春は妄想により蘇る～

ようこそ｢熱き日の青春は妄想で｣コミュニティーへ。
当会ではくそったれな現実に終止符を打ち、妄想にてあらゆる日々の内容を日記風に綴るという、例えるなら恋愛シミュレーションゲームで実際の恋愛を楽しんでしまうようなもの、カニカマで実際のカニ身を味わうようなもの、そんな妄想根性を向上させるためお気軽に参加頂けると幸いです。

★｢現実では皆無だが、ブラウン管の中の女子は数百人と口説いた事がある｣→幾多の妄想が故に仇となってしまったのだろうか…。

★｢中2の時等身大ポスターと添い寝をした際、朝起きるとポスターが無惨な状態になっていた｣→脳内に留まらず形に移行したものの、ポスターが平面であることを忘れていた油断…。

★｢夕陽を背景に女子と自転車2人乗りのシーンに今でも憧れている｣→学生時代における究極の青春。男子校という現実の前に夢潰えましたが…。

さぁ、現実味を帯びるように、そして具体的に妄想しましょう。
ご参加を心よりお待ちしています。

※妄想日記を掲載する場合は新しくトピックを作成してお願いします。